顔のシワ、対策は洗顔・保湿・紫外線対策にあり!本当に正しくできている?

年齢を重ねるごとに増えてくる顔のシワ。年だから…お金もかけられない…ケアする時間もないし…と諦めていませんか?

顔のシワは日々のケアを正しく行うことで予防できたり、シワを目立たなくすることができます。

美容外科に頼らなくてもいいように、こちらで正しいお肌のケアをご確認ください!

シワはできるだけ浅いうちに対処を!

シワを対処するには、まず皮膚の状態を知ることが大切です。皮膚は外側から表皮、真皮、皮下脂肪の順に成り立っています。

【イラスト化画像1-1】
出典:https://b-style.online/?p=1734

最初は、表皮にごく浅くシワができていきます。

【イラスト化画像1-2】
出典:http://b-steady.com/wrinkle-under-eyes-649

浅いうちであれば、エイジングケア製品などを使って自宅で改善できる見込みがあります。

しかし、下図のように真皮までシワが刻まれると、セルフケアでの治療は難しいです。

【イラスト化画像1-3】
出典:http://b-steady.com/wrinkle-under-eyes-649

美容外科など医療機関への相談になるでしょう。シワができてしまったら、表皮に留まっているうちに対処が必要です。

【関連記事】肌が老化する原因は何?年齢肌対策を始める前に知っておこう
【関連記事】年齢肌ってどんな状態?加齢による肌トラブルの症状を知ろう

シワ対策の基本は洗顔・保湿・紫外線対策!

シワのない美しい肌を保つには、摩擦や乾燥・紫外線などの刺激から守ることが大切!

今皆さんが行っている「洗顔」「保湿」「紫外線対策」は正しいでしょうか?以下をご覧になって、確認してみてくださいね!

朝・晩ともに洗顔料を使う!泡でスッキリ洗おう!

洗顔は泡がおすすめ!肌への摩擦が少ないため皮膚が傷つきにくく、角質や汚れをスッキリ落とせます。

泡洗顔のポイントは「きめ細かくて濃密な泡を作ること」です。毎日ネットを使って泡を作っても、洗顔料や水量の微妙な違いにより、キメが粗かったり水っぽくなりませんか?

いつも上質の泡を作るのはとても難しいですよね。最初から泡状になった洗顔フォームがお勧めです!

朝はぬるま湯のみで洗う方もいますが、寝ている間も皮脂や汗は出ています。朝晩しっかり泡立てた洗顔料で洗ってください。

また、スクラブ入りの洗顔料を頻繁に使うと、肌がもつバリア機能を低下させます。週1回にとどめましょう。

紫外線のダメージも受けやすくなるので、お出掛け直前のスクラブ洗顔も避けてくださいね。

メイクを落としも見直してください。クレンジングオイルは洗浄力が強いため、潤いも失いがちです。濃いメイクの日のみ利用するなど、使い分けましょう!

正しい保湿!年齢に合ったものを、必要量使う!

洗顔後は直ぐにタオルで拭きます。肌に水分を残したままですと、蒸発時に肌の潤いまで逃がします。

優しく抑えるように水分をふき取り、化粧水→美容液→乳液の順に保湿します。

化粧水は、真皮を構成する「コラーゲン」や「エラスチン」が入ったものを選びましょう。真皮に達する深いシワの予防や、発生を遅らせる期待ができます。

肌が吸収できる化粧水の量は限られています。必要以上に化粧水をつけても、浸透はしません。

「500円玉大」など、商品のパッケージにある使用量で十分です。記載量で潤わない場合は、肌に合っていない可能性があります。

化粧水を塗る際のパッティングは、肌へ摩擦や刺激を与える元になります。手のひらで肌に押し当てるようにつけてください。

美容液は必ずしも必要なものではありませんが、保湿成分が優れています。

乾燥や小じわ、肌のくすみなどに効果がありますので、美容液はぜひ使いましょう!

年齢を重ねるにつれ肌の皮脂は減ります。乳液やクリームも、パッケージに記載された使用量をつけましょう。

脂性肌の方は、油分を少なめにしがちです。しかし、油分を補給するために、過剰に皮脂分泌している可能性もあります。やはり、製造元が推奨する量を使いましょう。

油分が多すぎたり逆に物足りない方は、化粧水と同様にお肌に合っていないかもしれません。別の商品を試してみましょう!

乳液やクリームの成分は、皮脂に近い成分であるスクワランやホホバ油・オリーブ油などがおすすめです。保湿力の高いセラミドもシワに効きます。

20代の頃から同じ基礎化粧品を愛用している方は、現在の肌に合っているか、より合うものがないか今一度確かめましょう。

紫外線対策!SPF値とPA分類、自分に合ったものを選ぼう

紫外線を受けると、肌のハリを作るコラーゲンやエラスチンが壊され、肌がたるみシワができます。

日傘や帽子は頭上からの紫外線は防げますが、地面に当たって反射している紫外線はカットしにくいです。

顔のUV対策は、日焼け止めクリームを正しく選び塗ることが大切です。

正しい日焼け止め選びには、パッケージに記載されている「SPF50」や「PA++++」の表示への理解が欠かせません。

SPF(Sun Protection Factor・紫外線防御効果)
紫外線B波(UVB)を防ぐ指標。数字が大きいほど防ぐ効果が高く、最大50+(SPFが51より大きい)と表示されます。
紫外線B波(UVB)は、サンバーン(肌が赤くなる日焼け)の原因になります。真皮のコラーゲンを切断する酵素を作り出し、シワにつながります。
PA(Protection Grade of UVA)
紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を表します。「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階で、+の数が多いほど効果が高いです。
紫外線A波(UVA)は波長が長く肌の奥まで到達します。雲や窓ガラスをすり抜けますので、曇りの日や屋内にいるときも注意してください。

下の図は日常生活シーン別の、お勧めのSPF値やPA分類を表しています。日焼け止めクリームを購入するときの参考にしてください。

【イラスト化画像1-4】
出典:https://jp.rohto.com/learn-more/sun-care/column/spf_pa/

塗り方にムラがあったり汗をかいた場合は、数値通りの効果は発揮されません。薄く丁寧に、こまめに塗りなおしてください。

また、肌が潤っていると、紫外線のダメージが少なくて済みます。UV対策という点からも、上述の保湿もしっかり行ってくださいね。

日頃のケアを見直して、顔のシワを対処しよう!

顔のシワを防ぐには、日ごろの洗顔・保湿・紫外線対策が重要です。シワの発生自体を抑え、また、シワができても浅いうちに対処すれば治せる可能性もあります。

しかし、おでこや下あごの梅干しジワなど、顔の筋肉や骨格などが主原因のものもあります。顔のパーツ毎の対処方法も、ぜひ確認してくださいね!

【関連記事】顔のシワはシワ毎にケア方法を変えるのが正解!シワの種類と対処法を知ろう
【関連記事】肌の若返りは日常生活の改善で可能!お金をかけずに美肌になろう

コメントする