白目にシミができた!原因と対処法は?悪化する前にケアを実践しよう
鏡をのぞいた時に、白目にシミがあるのを発見!茶色や黄色など、原因によって色に違いがあります。
目に異常があると、不安になりますよね。治療が必要なものなのか知りたい!という方も多いはず。
そこで、白目にシミができる原因とその対処法を解説していきます。また、白目のシミを予防する対策法もご紹介!
白目のシミに効く正しい点眼薬の選び方や、おすすめの点眼薬も併せて、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
白目のシミ、黒い点?黄色い点?診断は色で違う
ふと気づく白目にある点斑。なんだろう?と思ったことがある方は意外と多いのではないでしょうか?
気にはならなくても、健康上の問題はないのか不安ですよね。そこで、この白目にできた点斑の謎を一緒に解いていきましょう。
黒や茶色い点は「結膜母斑」
白目にできた黒や茶色いシミのような点斑は、肌にできるシミのようなものと捉えて良いでしょう。これは「結膜母斑」と呼ばれるもの。
放っておいても問題ないとされていますが、稀に悪性化する場合も。「悪性黒色腫」といういわゆる目のガンです。
黄色い点は「劍裂斑」
白目に茶色ではなく黄色い点斑ができている場合は、コンタクトレンズ装用者に多く見られる症状。コンタクトレンズの刺激などで結膜が硬くなっています。
コンタクトレンズは毎日つけるものなので、同じ場所に繰り返し刺激が加わり、足や手にできるタコと同様に、眼球にもできます。
▼コンタクトの正しい付け方や消毒方法についてはコチラも参考にしてみて!
結膜母斑ができる原因は?治し方も知っておこう
結膜母斑は、あまり深刻にならなくても大丈夫ということがわかりましたね。しかし、結膜母斑は何が原因で出来てしまうのでしょうか?
また、このシミを消すことは可能なのか気になりますよね。ここでは、結膜母斑ができてしまう原因や治し方を解説していきます。
原因:紫外線や目自体の老化…
結膜母斑ができる原因は、主に紫外線や老化です。肌だけでなく、眼球ももちろん紫外線の影響を受けてしまいます。
また、加齢が原因で白目にシミができてしまうのです。この斑点は、拡大しない限り心配のいらない症状なので、特に治療の必要はありません。
治療が必要なものではない!レーザー治療などをする場合はりすくもある…
生活習慣や加齢が原因のため、治療しなければならないものではありません。肌にシミができるのと同様にとらえてよいでしょう。
どうしても気になる!という場合は、保険外治療医なりますがレーザーでの治療が可能です。しかし、医師の高い技術が求められるためリスクも。
また、デメリットとしてはレーザー治療の後遺症で「飛蚊症」になる場合があります。時間とともに解消しますが、症状が消えないことも考えられます。
仕事に支障が出る場合があるので、治療を希望する場合は注意が必要です。
劍裂斑ができる原因は外的刺激!症状と3つの治し方
前述でも解説したように、劍裂斑はコンタクトレンズ装用者に多く見られるものです。では、コンタクトがどのように悪さをするのでしょうか?
ここでは、劍裂斑ができる原因や症状について解説します。また、4つの治し方もぜひ参考にしてくださいね。
原因:乾燥や目の刺激・ストレスなど
劍裂斑ができる主な原因は、コンタクトレンズによる刺激や目の乾燥、ストレスの蓄積です。眼球の同じ場所が刺激されることによる、タコのようなもの。
外的刺激には紫外線も含まれており、加齢で長い間蓄積されたことも原因のひとつです。結膜にストレスがかかることで劍裂斑を引き起こします。
症状としては、充血や異物感、目やになどがあります。炎症を伴うとドライアイの原因にもなってしまいます。
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治し方は主に4つ!
劍裂斑は、炎症を伴わなければ無害。そのため、経過観察することが多いです。その他、点眼薬を使った治療法もあります。
- 経過観察する
- 抗炎症点眼薬などを使う
- コンタクトレンズを調整する
- 手術で取り除く
主にこの4つが治療法。点眼薬は、抗炎症点眼薬のほか抗生剤点眼薬を用い、炎症を伴う場合には、非ステロイド系の点眼薬を使って治療します。
手術の場合は、充血が残ってしまう可能性があります。炎症を起こす前にしっかり治療しておきたいですね。また、予防を心がけることも大切です。
結膜母斑を予防!紫外線から目を守って老化を抑えよう
心配のいらない結膜母斑でも、見た目に目立つようであれば気になりますよね。そんな状況にならないためにも、予防することが大切です。
ここでは、結膜母斑を予防するポイントをご紹介します。白目にシミを作らないようにしっかり予防して過ごしましょう。
ポイントは「ビタミン」!
「若返りのビタミン」って耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?お肌と一緒で、目にもビタミンが必要不可欠なのです。
ビタミンは、老化防止やシミ対策にとても高い効果を発揮します。そのため、ビタミン配合の点眼薬は必須。
目の乾燥も防げるので、毎日点眼薬を指す習慣があるといいですね。また、体の中からもビタミンの摂取を心がけてみましょう。
▼ビタミン摂取に効果的なアーモンドミルクについてはコチラも参考にしてみて!
「サングラス」でしっかり紫外線カットしよう
結膜母斑を予防するには、紫外線から目を守ることが先決です。UVカット効果のあるサングラスがおすすめ!
肌と同様、目も紫外線の影響を受けると日焼けしてしまいます。結膜母斑が大きくならないようにするためにも、外出時はサングラスで目を保護しましょう。
結膜母斑は、加齢による老化も原因のひとつなので、ビタミンを意識しながらサングラスをかけるなど、できるだけ徹底して過ごしてみてくださいね。
劍裂斑は目に潤いを与えて外的ダメージから目を守る
劍裂斑は、炎症を伴うと治療が必要なため、できる限りの予防をしておきたいものです。
ここでは、劍裂斑を予防するために大切な2つのポイントをご紹介します。日々の過ごし方に気をつけながら、しっかり予防していきましょう。
保湿効果のある点眼薬
劍裂斑になる原因のひとつに、目の乾燥があります。コンタクトレンズによる影響もあり、劍裂斑は結膜がコブのように盛り上がっています。
そのため、涙がきちんと届かず目が乾いた状態が続いてしまい、まばたきの際に摩擦が起こります。
▼ドライアイについてはコチラも参考にしてみて!
紫外線対策の徹底
劍裂斑は、結膜母斑と同様で紫外線のダメージから目を守ることが大切です。UV効果のあるサングラスのほか、帽子をかぶって徹底的に対策するのが◎。
サングラスと目の隙間から紫外線が入り込む可能性があるため、油断は禁物です。また、濃すぎる色のサングラスはあまりおすすめしません。
劍裂斑予防や悪化を防ぐためにも、紫外線対策は徹底しましょう。
白目のシミに効く点眼薬の選び方
ドラッグストアなどに行くと、点眼薬はたくさん種類があって、どれが良いのかとても迷いますよね。良さそうだけど、安くても大丈夫?など不安も。
そこで、白目のシミに効く点眼薬の正しい選び方をご紹介します。しっかりアプローチしてくれる点眼薬できちんとケアしましょう。
血管収縮剤が配合されていない目薬
目の健康のためには、「血管収縮剤」が配合されていない点眼薬がおすすめです。しかし、血管収縮剤が入っているものは即効性があり、効果が高いのが特徴。
この血管収縮剤は、塩酸フェニレレフリンや塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸ナファゾリンなど。即効性はありますが、一時的でありリバウンド状態が続きます。
そのため、効果はすぐに期待できても、目の健康にはおすすめできないのです。即効性も大切ですが、しっかり根本から効いていく点眼薬を使いましょう。
防腐剤が入っているものの方が安心
意外!と思いませんでしたか?普通なら防腐剤フリーのもの!と言いたいところですが、点眼薬はドライアイや結膜炎以外は防腐剤配合の方が安心。
防腐剤フリーの場合、雑菌が入りやすく衛生面での不安があります。不衛生な点眼薬でケアするのは避けたいですよね。
結膜炎などの点眼薬は、1回分使いきりタイプのものが多いので衛生的に使えます。白目のシミ対策には、防腐剤が入っている点眼薬でケアしましょう。
角膜を保護する成分配合のもの
目の角膜を保護してくれる成分が配合されていると◎。角膜の表面を守って、まばたきによる摩擦を防ぎ、潤いを与えます。
涙の成分のひとつである「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」はヒアルロン酸のような役割があり、白目のシミ対策に最適です。
白目のシミ対策に効く!オススメの点眼薬8選
白目のシミ対策に毎日使う点眼薬。しっかり目にアプローチしてほしいから、しっかりケアできる点眼薬を使いたいですよね。
そこで、白目のシミ対策にオススメしたい点眼薬をご紹介!ぜひ参考にしてくださいね。
- ロート製薬 ロートアイウィッシュα:参考価格:1,028円(内容量:15ml)
- 小林製薬 アイボン トローリ目薬:参考価格:626円(内容量:13ml)
- ライオン スマイルコンタクトEXドライテクト:参考価格:434円(内容量:12ml)
- 佐賀製薬 シャルマン:参考価格:330円(内容量:13ml)
- ロート製薬 ロートビタ40α:参考価格:197円(内容量:12ml)
- ロート製薬 ロートクール40α:参考価格:365円(内容量:12ml)
- ライオン スマイルコンタクト クールブラック:参考価格:465円(内容量:12ml)
- 参天製薬 サンテ メディカル12:参考価格:1,598円(内容量:12ml)
白目のシミの原因を排除してしっかり予防しよう!
目は、人間にとってとても大切なパーツ。白目にできたシミが、そんなに目立たなかったとしても、放っておくと炎症を起こしてしまう場合も。
手術をやむを得なくなる前に、悪化を防いでしっかり予防することが大切です。日々の過ごし方に気をつけて、白目のシミの原因を排除しましょう。
白目にシミを見つけたら、早い段階から紫外線予防や点眼薬でのケアを実践してみてくださいね。
▼紫外線カットの方法についてはコチラも参考にしてみて!
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