ほうれい線に効果ありの美顔器が欲しい！選び方のポイントと使い方

美顔器は、普通のスキンケアでは難しい深い部分に働きかけることが出来る家庭用の道具として人気です。

勿論、たるみ対策のエクササイズが面倒であったり、もっと積極的に真皮層に働きかけて効果を実感したいという方には大変有効です。

ほうれい線対策にも効果を発揮する美顔器を実際に購入する際の選び方や使い方についてご紹介していきます。

ほうれい線対策に効果的な美顔器の選び方のポイントを確認しよう

ほうれい線対策のためには、ほうれい線の原因に合わせた効果がある美顔器を選ぶことが欠かせません。

また、単純にほうれい線対策の効果に加えて、角質層の除去などの美肌効果をプラスしている美顔器も少なくありませんし、美顔器ごとに独自の特色を持たせているものが多くあります。

値段も2000円前後から手に入るものもあれば、数十万円するものもあるなど、予算を決めておくことも大切になってきます。

こういった様々な要素の中で、特に注意しておくべきほうれい線対策の美顔器選びのポイントについて見ていきましょう。

• 自分のほうれい線に合った効果を選ぶ
• 続けやすさについてリサーチする
• 予算に合っているかどうか見極める
• 保証についてチェックする

ひとつずつ詳しく具体的に見ていきましょう。

自分のほうれい線に合った効果を選ぶ

ほうれい線の原因は、大きく分けて2つあります。

• 肌の衰え：皺が形状記憶されたほうれい線
• 筋肉の衰え：表情筋の衰えで出来た皮膚のたるみによるほうれい線

この2つのどちらが原因のほうれい線かによって、選ぶべき美顔器の効能も変わってきます。

肌の衰えには真皮層への効能とコラーゲン生成

肌の衰えは皺が形状記憶されている状態ですので、解消のためには肌の内側にある真皮層からアプローチしていく必要があります。

主に肌に働きかけていくにはコラーゲンの生成を促す方法が一般的です。具体的には以下のような機能があります。

• 美容液などの美容成分の浸透を高める：イオン導入、エレクトロポーションなど
• 光の波長を利用する：IPL、赤色LEDなど
• 熱で線維芽細胞に働きかける：サブマイクロ波、ラジオ波、RF、高周波など
• レーザーでターンオーバーを促す：レーザーに特化した美顔器
• 振動による美容成分浸透とマッサージ効果で新陳代謝を活発化してコラーゲン生成に繋げる：超音波

ただ、いずれもコラーゲン生成を促して肌の衰えによるたるみを改善する効果を期待していることには変わりがありません。

筋肉の衰えには筋トレ効果重視

一方、筋肉の衰えによるほうれい線であれば、顔の筋肉を鍛える効果が必要になります。加齢によるほうれい線には少なからずこの筋肉の衰えが関係しています。

美顔器による顔の筋肉を鍛える機能には以下のようなものがあります。

• 低周波を流すことで強制的に筋肉を動かし、血行促進も同時に行う：EMS機能
• 振動を与えてマッサージを行い、血行促進も同時に行う：超音波機能

いずれも顔の筋肉を鍛えることには変わりありませんが、顔の肉付きが薄い人や頬がこけている人がEMS機能を使うと、強い痛みを感じてしまうこともあるので注意が必要です。

より筋肉をトレーニングしているのはEMSですが、万人にとって使いやすい機能は超音波であるという認識でいれば間違いありません。

続けやすいかどうかを見極めて選ぼう

美顔器がどれが効果的かは、理論上では理解できても実際に使ってみないと分からない面もあります。

効果については同等の商品で迷った際には、使い勝手や使いやすさについてもリサーチした上で見極めるのをおすすめします。

使い勝手を左右するポイントは以下の通りです。

• 刺激の有無：痛みが強いと続けるモチベーションが下がる、副作用リスクが上がる
• 専用品や付属品の有無：専用ジェルがある場合は定期購入する手間があり面倒に感じる人もいる
• コードの有無：充電式の方が使いやすい人もいる
• 大きさ：あまり大きく収納場所に困るものは使いにくく感じる人もいる
• 使い頻度の指示：毎日続けるのが面倒な人は比較的間を開けて使える美顔器を選ぶようにする

面倒くさく感じるポイントは人それぞれなので、どうすれば一番自分が使い続けやすいのかを見極めて商品を選ぶようにしましょう。

予算やランニングコストを考慮して選ぼう

最初にも触れましたが、美顔器の値段はまさにピンキリです。美顔器を購入する際は効果だけでなく購入価格、また続けるにあたって必要となってくるランニングコストについてチェックしておきましょう。

高機能の製品が比較的高価なのは当たり前ですが、多機能のモデルはさらに高額な事が多いです。

また、ランニングコストについてもリサーチしておきましょう。専用のコスメとして、ジェルやクレンジング剤が必要な美顔器は、その分継続にコストがかかります。

他のコスメでも代用できることがありますが、専用化粧品を使っていないと故障時に補償が受けられない規約となっていることも少なくありません。

購入価格だけでなく続けるのに必要なランニングコストもしっかりと調べた上で、よりコスパの良い商品を選ぶようにしましょう。

保証やサポートについてチェックする

美顔器は値段がそれなりに高いものが多いですし、保証内容はチェックしておくべき点です。主に次の2点について確認しましょう。

• メーカーのサポート体制
• 返品制度

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

メーカーのサポート体制

有名なメーカーの商品でも、窓口はあっても他社へ委託していたりメールでの問い合わせの身の受付であったりすると、トラブルが起こった時のタイムリーな対応がされないことがあります。

何かトラブルがないのが一番ですが、万が一のことを考えてしっかりと確認しておくようにしましょう。

返品制度の有無

どんなに口コミの良い商品であっても、実際に使ってみないと自分の肌に合う合わないは分かりません。

万が一肌に合わなかった場合は返品や返金をしてもらうのが一番ですので、購入前に返品返金制度が設けられているかどうかを確認しておきましょう。

使用方法は商品の説明を遵守しよう

美顔器をより効果的に使いこなしたいと思う人もいると思いますが、一番良いのは各商品が進める方法に習うことです。

また、決められた方法を守らずにトラブルが起こった場合、商品の保証対象外になってしまうこともあります。

一番効果的な使い方は商品を開発した人が一番熟知していますので、その方法を守って正しい使い方で美顔器を利用するようにしましょう。

おすすめの美顔器例

最後に、個人的におすすめできる美顔器をいくつかご紹介します。

パナソニック　イオンエフェクター…国内メーカーの安心感

イオン導入型、温感型の美顔器です。大手メーカー製なのでサポートも充実しており、安心して使うことが出来ます。

保湿モードやマッサージモードなど、目的別に種類豊富なモードがあるのも特徴です。

KINGSTAR　超音波冷温美顔器…お手頃価格で高性能

超音波、温感、冷感によるケアを行う美顔器です。価格も5000円前後と比較的お手頃なのも魅力です。

毛穴ケアやマッサージ効果もあります。

ヤーマン　RFボーテ…表情筋に働きかける機能が充実

比較的高価な美顔器で、エステなどでも使われているラジオ波に加え、EMS、イオン導出入、冷却機能など多彩な使い方が出来ます。

付属化粧品の定期講習コースも用意されています。

ドクターシーラボ　エステアップ4…べスコス受賞の銘品

美容家電部門でベストコスメ賞を受賞したこともある銘品で、超音波、EMS、LED、温感と4つの機能を持ちます。

高性能美顔器としてはお手ごろな価格の1万円台で購入することが出来ます。

美顔器でほうれい線は薄く出来る！

最近の美顔器は、イオン導入やEMS、超音波など、ひと昔前では考えられなかったような多機能をコンパクトに搭載しており、気軽に使うことが出来るようになっています。

美顔器を継続して使うと、加齢で出来てしまったほうれい線に働きかけて、見た目年齢を若くすることも夢ではありません。

実際に使用感の好みや価格面などのポイントを確認して、自分にとってベストな美顔器と出会えると良いですね。