ほうれい線の主な原因7つ。実年齢より老け顔に見られてショック…
30代以上の女性にとって、シミやしわ、たるみなどからくる老け顔の改善や肌の曲がり角の解消は直近の問題ですが、その中でも特にほうれい線を気にする人は多いでしょう。
ほうれい線が出来てしまうと、顔の印象が老けて見られやすくなるだけでなく、ファンデーションがほうれい線の溝に入り込んで思うようなメイクが出来なくなるなど非常に厄介です。
では、こんな厄介なほうれい線が出来るまでにはどのような過程があり原因があるのか、原因ごとに見ていきましょう。
Contents
【顔のたるみ】乾燥や紫外線が影響
ほうれい線の主な原因はたるみです。このたるみが生じるのにも、様々な原因があります。
以下で原因について詳しく分けていますが、いずれの場合であっても、肌の弾力やハリを保つ真皮層が変性することでたるみは生じていきます。
また、比較的若いうちからほうれい線が気になる方については、肌の乾燥が原因で口元に細かい八の字状の皺が出来ている場合もあります。
顔の皮膚のたるみの原因は以下の通りです。
- 皮膚の弾力やハリの低下:紫外線や加齢の影響、糖化によるもの
- 表情筋の衰えによる頬のたるみ:表情の癖や噛むものの種類によるもの
- 脂肪の量:脂肪がある程度必要だが、皮下脂肪の増加はNG
- タバコ:いわゆるタバコ顔、スモーカーフェイスとなる
▼顔のたるみの原因についてはコチラも参考にしてみて!
【顔のむくみ】生活習慣が大きく影響している
顔がむくんでしまうと顔の血流が悪くなるため、老廃物がたまりやすくなってほうれい線が出来やすくなってしまいます。
むくみやすくなる生活習慣とその影響は以下の通りです。
- 冷えによる血行不良、代謝の低下
- 運動不足による全身の新陳代謝の低下
- 塩分、アルコールの摂取による体内の水分量の増加
【紫外線】肌の老化の根本原因
たるみの説明でも触れましたが、肌の老化に大きく関係するのが紫外線によるダメージです。
肌のたるみを生じさせる際にダメージを受ける真皮層は約70%がコラーゲンで出来ていますが、紫外線はこのコラーゲンを破壊する働きがあります。
真皮のコラーゲンが壊れてしまうと肌の弾力が低下してたるみを生じさせるだけでなく、小じわやシミが出来る原因にもなります。
【乾燥】皺が定着するかしないかは保湿にかかっている!
日焼けした肌を放置しているとみるみる乾燥していくように、紫外線によって肌の乾燥も招きますし、紫外線ケアをしっかりとしていても、肌質によって乾燥しやすい人もいます。
乾燥肌を放置しておくと、顔の中でも動かす機会が多い目元や口元に小ジワ、さらには大きなシワを作る原因となり、このシワが皮膚の深い部分にまで形を残す可能性もあります。
そのため、エイジングケア化粧品や保湿重視の化粧水、美容液などの基礎化粧品を使うことで、乾燥肌対策を行う必要があります。
【姿勢】筋肉とほうれい線の深い関係
デスクワークが多い人の姿勢や、スマホを操作する際に猫背になりがちであったり、首だけ猫背状になって頭が背中の線よりも前に出てしまうような姿勢が主な原因で顔にたるみが生じます。
さらに、猫背などの姿勢の悪化は体の代謝を落とすため、遠因ながら顔の老化の原因にもなります。
【骨格】生まれつきの骨の形にも原因
全身の機能はなんらかの形でお互いにリンクしているため、遺伝など生まれながらの筋肉や骨の形や位置によって、ほうれい性が出やすい人と出にくい人の差が出ることもあります。
【疲れ】精神的なストレスもほうれい線に影響
疲れたり何らかのストレスがかかると、顔の血管が収縮して顔の血行が悪くなり、顔のむくみの項目でも説明したように老廃物が排出されずに滞るため、ほうれい線ができやすい体質になってしまいます。
ほうれい線の原因をそれぞれ理解しよう
ほうれい線と一言で言っても、様々な原因がそれぞれに影響し合うことで出来上がっています。
ほうれい線は1日でいきなり出来上がるわけではなく、日常生活の中で積み重なっていった習慣によるものがほとんどです。
ほうれい線の原因を知ることが、アンチエイジングの有意義な一歩となると良いですね。
▼ほうれい線の予防法についてはコチラも参考にしてみて!
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