効果的な運動で顔のたるみ解消!運動不足がコラーゲン不足に…
運動と顔のたるみは、実は密接に関係しています。
運動不足と顔のたるみはどのような関係があるのか。また顔のたるみを防止するためにおすすめの運動とはどのようなものがあるのかを紹介していきます。
運動不足によってコラーゲンが減少してしまう…
運動をすると、身体が温かくなり、血行が良くなるということはよく知られていますが、実はこの作用で体の中では代謝が活発になります。
代謝と顔のたるみにどのような関係性があるの?と思うかもしれませんが、顔のたるみが起こる原因の一つに、コラーゲンの減少があるためです。
実は運動不足の方は普段から運動をしている方に比べると、コラーゲンをつくる能力が低く、コラーゲンが減少しやすいという特徴があります。
コラーゲンが減るのは血行不良や冷えが原因
肌の弾力を支えているコラーゲンは、皮膚の真皮と呼ばれる部分にある成分です。コラーゲンといえばサプリメントや化粧品などで補給できるものと考えがちですが、実はコラーゲンを直接真皮の部分い届けることはできません。
化粧品で補給するコラーゲンは、実は真皮までは届きません。届いたとしても角層までになりますので、肌のハリを支えるというまでの効果を期待することはできません。
さらに食品から取ったコラーゲンは、そのままの状態で真皮の中のコラーゲンとなるわけではありません。もともとたんぱく質の一種であるコラーゲンは、一度アミン酸にまで分解されて、コラーゲンとして再合成されます。
真皮の中でアミノ酸を材料としてコラーゲンを再合成する線維芽細胞という細胞が活動を行って、コラーゲンを生み出さなければ、肌のハリをつくるコラーゲンは減少をしていくことになります。
線維芽細胞にコラーゲンの材料となるアミノ酸を送り届けるのは血液です。ですが運動不足の方は血行不良の方が多く、線維芽細胞に材料を送り届けることが出来ないことが多くなります。
このような理由から運動不足になるとコラーゲンが減少してしまうことになります。
余分な脂肪がつくことで顔がたるむことも
顔のたるみの原因には、余分な脂肪が頬などに溜まり、脂肪の重さによってたるむというものもあります。
運動不足の状態は、どうしても食事から取り入れたエネルギーがあまり、身体に溜まってしまう傾向が高くなります。
その結果おなかの周りに脂肪がついてお腹がたるむ、背中に脂肪がついて背中がたるむ。ということと同じように顔に脂肪がついて、その脂肪の重さで顔がたるむということが起こってきます。
ブルドックフェイスや二重顎といったたるみは、この脂肪の重さによっても起こりやすくなるたるみです。
おすすめの運動は適度な有酸素運動
顔のたるみの改善におすすめできる運動としては、有酸素運動になります。
激しい運動は、確かに脂肪燃焼という意味では消費カロリーが増えるために効果的ではありますが、大量の活性酸素を生み出してしまうというデメリットがあります。
活性酸素は線維芽細胞の働きを衰えさせてしまう存在になるため、激しい運動を行うことで逆にコラーゲンをつくる能力が低下してしまう危険性があります。
また筋力トレーニングのような無酸素運動は、細胞が原楽ために必要な酸素を沢山送り込めない運動なので、やはり線維芽細胞の働きは低下してしまうことになります。
運動をしながらたっぷりと酸素を取り入れられる適度な有酸素運動が、コラーゲンを増やし、さらに脂肪燃焼効果もある効果的な運動ということができます。
運動を生活に取り入れて身体も若々しくしていこう
顔のたるみだけではなく、運動をすることは体そのものを健康に、若々しく過ごせるポイントになります。
顔のアンチエイジング対策だけではなく、身体全体のアンチエイジング対策としても取り入れていきたいですね。
楽しく気持ちの良い運動は、ちょうどよいリラックス効果もありますので、ぜひ運動をして生き生きとした毎日を過ごしましょう。
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