顔のたるみの改善にお役立ち!17種類のアンチエイジング成分で若返り

化粧品やサプリメントなどで、顔のたるみに効果的に働いてくれるアンチエイジング成分と呼ばれるものがあります。

今回は17種類のアンチエイジング成分について、どのような効果を持っているのかを詳しく紹介していきます。

顔のたるみの改善に役立つ17種類のアンチエイジング成分

数多くの化粧品やサプリメントに使わている代表的なアンチエイジング成分12種類とはどのようなものがあるのかをまずは調べました。

  • コラーゲン
  • ビタミンC
  • レチノール
  • ダイズエキス
  • ヒアルロン酸
  • リピジュア
  • 天然保湿因子
  • エラスチン
  • セラミド
  • 酵母エキス
  • コンドロイチン
  • ローヤルゼリー
  • プラセンタ
  • コエンザイムQ10
  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • オルニチン

実際にどのような効果があるのかについて詳しく紹介していきます。

肌の弾力を生む「コラーゲン」

顔のたるみについて調べてみると、必ず出てくるのがこのコラーゲンという成分です。コラーゲンという言葉自体もよく聞くため、コラーゲンはお肌にいいのかなとは知っていても、なぜコラーゲンが良いのかまでは知らないという人も多くいます。

ではコラーゲンはいったいお肌の中でどのような働きをしているものなのでしょうか?

真皮で網目のように広がっているのがコラーゲン

コラーゲンの正体はタンパク質の一種で、細胞と細胞をつなぐという役割を持っている組織です。身体を構成している成分のうち、約20%はタンパク質で、さらにこのたんぱく質のうち約三分の一にあたるものはコラーゲンと言われています。

皮膚を構成する表皮、真皮、皮下組織のなかで、真皮は表皮を下から支える重要な働きをしています。この真皮の部分に沢山のコラーゲンが含まれています。実は真皮の約70%がコラーゲンでできています。

真皮の中で線維状のコラーゲンは水分を保持するヒアルロン酸や、エラスチンという別のタンパク質をつなぎとめる役割を担うため、肌の弾力を生むためにはコラーゲンが必要と言われています。

細胞同士をつなぐコラーゲンの網が強くしっかりとしていれば、エラスチンやヒアルロン酸をしっかりとつなぎ止め、弾力があるお肌を作っていくことが出来ます。逆にコラーゲン不足で網が弱いと、中の細胞が自由に動き、顔をたるませることになります。

コラーゲンを増やすには直接取り入れる方法と生成を促進させる方法がある

肌の弾力を生むために必要なコラーゲンを増やす方法は、大きく分けると二つの方法があります。

一つは直接取り入れるというもので、もう一つは体でコラーゲンが沢山作られるように生成を促進させるという方法です。

直接コラーゲンを取り入れるときには種類に注目
コラーゲンそのものを直接取り入れるためには、化粧品で外側から摂り入れる方法と、サプリメントやドリンクなど健康補助食品から摂り入れる方法、そして食べ物から摂り入れる方法があります。

ですが、取り入れる方法によっては、選ぶべきコラーゲンの種類に違いがあります。コラーゲンには魚などから抽出されるマリンコラーゲンと、牛や豚などから抽出されるアニマルコラーゲンに分けることが出来ます。

マリンコラーゲンは臭みが少なく吸収率が高いという特徴を持ち、さらにアレルギー物質も少ないという特徴があります。

一方アニマルコラーゲンは濃度が高まるとやや臭みが出るものの熱に強く、食材から取り入れやすいという特徴があります。

普段の食生活で取り入れやすいのはアニマルコラーゲンで、化粧品やサプリとして取り入れるならマリンコラーゲンがおすすめになっています。

低分子であることも重要です
化粧品などで外側からコラーゲンを取り入れる場合、コラーゲンの大きさも考える必要があります。

実はコラーゲンは非常に分子が大きく、そのままの状態では皮膚の表皮の表面に留まるだけで、真皮まで届くことはありません。

そのため、化粧品などにはコラーゲンの分子を細かくした低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドといった状態に加工したものが使われることが多くなります。

コラーゲンそのものが表皮に留まることで一時的にたるみを改善させることはありますが、長い目で見るとやはり真皮まで浸透して肌を支えてもらうことが重要です。

低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドを使っている場合には、その記載があることが多いため、化粧品選びの参考にしてください。

コラーゲンの生成を促進させる成分も摂ることも大切
コラーゲンはタンパク質の一つで、実はコラーゲンを食べ物として取り入れた場合でも、そのままの状態でコラーゲンとして働いてくれるわけではありません。

身体に吸収されたコラーゲンは、一度アミノ酸というとても小さなものに分解され手から運ばれ、コラーゲンとして再合成されます。

ひたすらコラーゲンと食べたとしても、その再合成を手助けする成分がなければ、意味がなくなってしまいます。

後ほど紹介をしますが、コラーゲンの生成を促進させるレチノールやダイズエキス、さらにコラーゲン合成には欠かせないビタミンCなどを一緒に摂り入れることも大切です。

「パーフェクトワンモイスチャージェル」は7種類のコラーゲンが配合されている人気のオールインワン化粧品です。日本で一番売れているオールインワンとも言われていますよ。

コラーゲンの合成を促す「ビタミンC」

ビタミンCといえば美肌効果があるビタミンで、抗酸化作用にも優れ、美白やシミそばかすを予防する成分として知られています。実は顔のたるみにも効果的な成分です。

ビタミンCは、皮膚の真皮の部分にある細胞の一つ線維芽細胞という細胞を働かせるために必要なビタミンです。真皮の約70%を占めるコラーゲンをはじめ、エラスチンやヒアルロン酸などを生成する細胞です。

コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどは外側から摂り入れるよりも、自分の体で作り出す方が、体に負担がなく効率的な方法になります。ビタミンCはこの自分で作り出す線維芽細胞を働かせる成分です。

ビタミンCはちょっとしたことで損なわれる

普段の食生活でも比較的ビタミンCは積極的に取り入れている人は多くいます。ですが、それでもビタミンCが不足して顔のたるみなどに悩むことになるのは、ビタミンCはちょっとしたことで損なわれるためです。

  • 喫煙
  • 紫外線
  • ストレス

さまざまな要因でビタミンCは損なわれてしまいます。

一日中外で活動していた人が、翌朝なんとなく顔のたるみが気になったり、ひどいストレスにさらされていると顔のたるみによって老けて見えるのは、ビタミンCが不足してしまっているからかもしれません。

水溶性は速効型、脂溶性は持続型、使い分けが大切

ビタミンCにもいろいろな種類があります。化粧品などで外側から皮膚にビタミンCを浸透させる場合、浸透力を高めたビタミンC誘導体になっているものを選ぶ必要がありますが、さらにビタミンC誘導体には水溶性と脂溶性の二つの種類に分けられます。

浸透力が早く速効型の水溶性ビタミンC誘導体
水溶性のビタミンC誘導体は水に溶けるタイプなので、お肌にすっと浸透をしていくという特徴があります。ですが、一方で効果は短時間しか得られません。

顔のたるみを素早く改善させたい場合には、まずは水溶性のビタミンC誘導体が含まれている化粧品を使うことがおすすめです。
脂溶性ビタミンC誘導体は長時間効果が続く持続型
脂溶性のビタミンC誘導体は脂に溶けるタイプなので、浸透する速度は水溶性に比べるとゆっくりとなります。ですが、ゆっくりと浸透していくために長時間にわたって効果を得ることが出来る持続型ということが出来ます。

長期的に顔のたるみを予防し、改善していきたいという希望を持つ方は、脂溶性ビタミンC誘導体が含まれている化粧品がおすすめということになります。
水溶性と脂溶性の二つの性質をもつビタミンC誘導体
速効型の水溶性、持続型の脂溶性と、できればどちらのメリットも取り入れたいですよね。実はこの水溶性と脂溶性の両方の性質を持つビタミンC誘導体もあります。

従来タイプのビタミンC誘導体に比べると浸透力が100倍あり、効果も長時間持続するというタイプのビタミンC誘導体は100倍浸透型ビタミンCと呼ばれています。

ドクターシーラボの「VC100エッセンスローション」は100倍浸透型のビタミンCが200%配合したビタミンCを含む化粧水としては非常に人気があります。グレープフルーツの香りもさわやかです。

「レチノール」はコラーゲンやエラスチンの生成を促進させる

レチノールと聞くとなかなかイメージしにくいものがありますが、別名ビタミンA誘導体といいます。ビタミンAの仲間の一つがレチノールです。

もともとビタミンAが持つ効果として、粘膜や皮膚を健康な状態に保つ効果が知られています。ではどうして粘膜や皮膚を健康な状態に保てるのかというと、ターンオーバーを促したり、線維芽細胞に働きかけを行うレチノイン酸に最終的に変化するためです。

ビタミンAのうちレチノールがレチナールへ変化し、さらにレチノイン酸に最終的に変化していきます。

レチノイン酸は肌の表面の角質となった細胞を代謝し、新しい肌を生み出すターンオーバーを活性化させることが出来る成分で、さらにビタミンCと同じく線維芽細胞を活性化させます。

お肌にハリや潤いを与えてあげることで顔のたるみを予防・改善してくことが出来る成分んです。

レチノールには化粧品と医薬品の両方があります

レチノールはとても強い効果をもつ成分で、それだけに取り扱い方によっては非常に危険性が高い成分でもあります。

過去、大手医薬品メーカーが発売した化粧品で、医薬部外品としての基準値範囲内でレチノールを配合したものが、利用した方に肌トラブルが多発したために発売停止になったというものがありました。

医薬品のレチノールは美容皮膚科などでしっかりと医師の処方を受けて薬剤師さんに調剤をしてもらい使わなければならないほど、強い効き目があると同時に副作用の心配があります。

化粧品のレチノールは医薬品ほどではありませんが、お肌が敏感というかたは注意して使いたい成分です。

ビーグレインの「QuSomeレチノA」はピュアなレチノールとビタミンAとビタミンEのハイブリット成分であるレチノイン酸トコフェリルを配合した化粧品です。低刺激性で敏感肌の方でも安心して使えます。

コラーゲンの生成を促進させる「ダイズエキス」

大豆には大豆イソフラボンという成分が含まれています。この大豆イソフラボンは植物性エストロゲンとも呼ばれていて、女性ホルモンであるエストロゲンととてもよく似た作用を持つ成分です。

女性は生理の直前に肌荒れを感じる人も多く、鏡を見るとちょっと老け顔に見えてしまうと感じる人も多くいます。一方で整理後は肌の色もよくハリがあり、ちょっと若返ったように感じることがあります。

これは生理前後でエストロゲンの分泌量が大きく変わるためです。エストロゲンにはコラーゲンの生成を促す働きがあり、顔のたるみにも深い関係があるホルモンです。

ダイズエキスはこのエストロゲンとよく似た成分大豆イソフラボンが含まれているため、ビタミンCやレチノールのようにコラーゲンの生成を促す効果を期待することが出来ます。

ただ、気を付けなければならないのは大豆はアレルギー物質の一つです。大豆アレルギーがあるという方は注意する必要があります。

オールインワンジェルの「フェトリフト」には、ダイズエキスが配合されています。ふっくらとしてたるみがないお肌に導くことが出来る化粧品です。無添加というのもうれしい点ですね。

うるおいをキープするために必要不可欠な「ヒアルロン酸」

ヒアルロン酸は水分を蓄えるという性質を持つ成分で、皮膚の真皮の中にたくさん含まれています。コラーゲンの網目の中にヒアルロン酸が沢山あれば、コラーゲンの網を押し上げる働きがあります。

逆にヒアルロン酸が少なくなると、コラーゲンの網を押し上げる働きが低下するため、皮膚がたるみ、顔のたるみとして目に見える形に出てきます。ヒアルロン酸が少なくなってしまったのなら、ヒアルロン酸を補えばよいと考えます。

ただ、一つだけ問題があるとすると、ヒアルロン酸の分子はとても大きいという点です。実は化粧品などに含まれるヒアルロン酸は、皮膚から浸透して真皮にたどり着くことができません。

またサプリメントなどでヒアルロン酸を食べて摂取した場合でも、実は真皮のヒアルロン酸が増えるということも期待できません。

ヒアルロン酸は外側から皮膚を乾燥から守ることも出来る

肌に浸透することもサプリなどで真皮のヒアルロン酸を増やすこともできないのでは、ヒアルロン酸が顔のたるみを改善する成分とは言えないと思いませんか?

ヒアルロン酸は体の内側だけではなく、身体の外側からお肌が乾燥をしてしまうことを防ぐ働くもしてくれます。

化粧水などの化粧品に含まれているヒアルロン酸は、化粧品の水分を皮膚の上で保持させて、その上に乳液や美容液、クリームといったものを塗ることで乾燥を防ぎ、皮膚の中のヒアルロン酸から水分が失われることを防いでくれます。

化粧品のヒアルロン酸は皮膚を乾燥から守る働きがあり、乾燥からくる顔のたるみを予防したり改善させたりする働きをしてくれます。

ヒアルロン酸を注入は信頼できるクリニック・医師のもとで

美容皮膚科や美容外科ではヒアルロン酸を注入するという治療を行うことがあります。ヒアルロン酸は40代後半くらいから減り始めるため、皮膚は乾燥しやすくなりたるみやすくなります。

減るならヒアルロン酸を足してあげればよいということでヒアルロン酸を注入するという治療が行われることがあります。たるみ改善のための治療としても人気がある治療です。

必要以上にヒアルロン酸を注入してしまうと、かえって水分の重さでヒアルロン酸を注入した部分が垂れ下がりたるみを起こしてしまうという危険性もありますので、価格だけ、広告だけを信じないことが大切です。

一定以上ヒアルロン酸注入でトラブルが起こっているようなクリニックを避け、臨床経験が豊かな医師かどうかを見極めるようにしてください。

さまざまな雑貨を見るだけでも楽しい無印良品ですが、「ヒアルロン酸配合の化粧水」が非常に人気となっています。コスパも抜群の化粧水で、しっかり保湿でハリのあるお肌を目指せます。

ヒアルロン酸の2倍の保湿成分「リピジュア」

ヒアルロン酸は1gで6Lの水分を保持することが出来る成分として知られていますが、さらにその二倍の水分を保持することが出来る成分がリピジュアです。コンタクトレンズの洗浄液や保存液としても使われています。

もともとは人工臓器の表面を処理するための素材として開発された水溶性ポリマー素材す。人のお肌に使っても問題はありません。

ヒアルロン酸と同じように、化粧品の成分として化粧水などに使われていても、浸透していくという成分ではありません。お肌の表面に水分を蓄える働きをしています。

お肌の水分を保持させることで、皮膚の乾燥を防ぎ顔のたるみを防ぐことが出来る成分です。

エトヴォスの「モイスチャライジングローション」は、リピジュアが含まれている人気の化粧水です。細胞同士を接着する最先端技術タイトジャンクションを形成することでも注目されています。

お肌がもともと持っている保湿成分「天然保湿因子」

もともとお肌が持っている天然の保湿成分が天然保湿因子で、NMFとも呼ばれています
。NMFがあるのはお肌の角質細胞の中で、皮膚のもっとも外側にある角層の水分保持をしている成分の一つです。

角層が乾燥してしまうと、当然皮膚の真皮の部分の水分も失われ、カサカサの状態になります。ヒアルロン酸の水分が失われて真皮に張り巡らされているコラーゲンの網を持ち上げることが出来ず、顔のたるみが起こります。

真皮の水分保持をするためには、角層が乾燥しないことはとても大切です。天然保湿因子はその角層の保湿を行うときに必要な成分です。

天然保湿因子は約40%がアミノ酸でできています。グリシン、アラニン、プロリン、アルギニンといったアミノ酸は、よくアミノ酸化粧品に含まれている成分になっています。実はこれらは天然保湿因子の成分に重なります。

もともとお肌が持っている天然の保湿成分である天然保湿因子は、お肌に負担をかけにくい成分で、顔のたるみの予防・改善が期待できる成分ということができます。

長年アミノ酸の研究をし続けてきたAJINOMOTOが開発した化粧品「JINO」は天然保湿因子を含んだアミノ酸スキンケアとして人気です。食品会社だからこその安心感を得られる化粧品です。

弾力繊維「エラスチン」がお肌の柔軟性を作ってくれる

皮膚の真皮の部分にはコラーゲンという網があり、その間に水分をたっぷり含んだヒアルロン酸があることで顔のたるみを防ぎ、ハリがある若々しいお肌を作ることが出来ています。ですが、さらにコラーゲンという網を束ねるような存在があります。

このコラーゲンの網を束ねているのが弾力繊維のエラスチンです。エラスチンがなければ、コラーゲンはただヒアルロン酸の上にかぶさっているだけで、その役割をしっかりと果たすことが出来ません。

コラーゲンを束ね、しっかりとヒアルロン酸がコラーゲンの網の中にとどめ置かせるためにはエラスチンの存在が欠かせません。

エラスチンは紫外線A波に非常に弱く、紫外線A波が真皮に浸透することで変質してしまいます。変質するとコラーゲンを束ねるという役割を担うことが出来ません。紫外線A波は窓ガラスも通過する紫外線で、室内にいてもその影響を避けることが難しくなります。

エラスチン化粧品から補いお肌に浸透させれば、損なわれたエラスチンを取り戻せるかというと、実は化粧品で補ったエラスチンは、真皮まで浸透させることはできません。どちらかといえば、食品として取り入れた方が、まだ補うことは可能です。

エラスチンは800個以上のアミノ酸からできている

エラスチンというのは実はタンパク質の一種で、800個以上のアミノ酸からでき上っている成分です。

タンパク質というのは一度アミノ酸に分解されなければ体で吸収できないくらい、分子が大きいという特徴があります。つまり、大きな分子であるエラスチンは、そのままの形では浸透することが出来ない成分です。

真皮のエラスチンを増やすためには、食べ物としてタンパク質を摂取して、真皮の線維芽細胞によって再合成する必要があります。

サプリメントなどでエラスチンを摂取すると、皮膚の弾力性が増加したという実験結果があるため、身体の内側からエラスチンを補うことはある程度の効果が期待できます。

エラスチンを含む化粧品は皮膚表面の乾燥を防ぐ働きがある

エラスチンを含む化粧品も数多くありますが、外側から浸透させることが出来ない、となると意味がないものと感じるかもしれません。

ですが、エラスチンは皮膚の角質層で保水の働きを果たしてくれます。角層を乾燥させないことで真皮のうるおいをキープし、顔のたるみを予防したり改善したりする働きを担うことができます。

リリーウォーカーの「エレンドゥリスエラスチン美容液」は、生エラスチンが1000㎎配合された美容液です。べたつきもなく、しっとりとハリのあるお肌作りにおすすめです。

オーガランドの「オーガランドエラスチン」はフランス産エラスチンを取れるサプリメントです。エラスチンの吸収率にこだわっているという特徴があるので、内側からの補いたい方に人気です。

細胞間脂質「セラミド」で水分を閉じ込める

顔のたるみを予防したり、改善したりするためには、真皮にたっぷりの水分が蓄えられることが必要です。ですが、真皮の水分は角層が乾燥してしまうと簡単に逃げ出してしまいます。

真皮ではコラーゲンが網のように広がって細胞同士をつなぎ合わせていますが、角層には細胞をつなぎ合わせるコラーゲンのような存在はありません。

細胞と細胞の間には隙間があり、細胞が乾燥して小さくなってしまうとこの隙間が広がって真皮の水分が簡単に逃げ出します。

ですが、細胞と細胞の間の隙間を埋める存在があれば、真皮の水分が逃げださずに水分を蓄えたままでいることが出来ます。

この細胞と細胞の隙間を埋めるのが、細胞間脂質のセラミドです。

セラミドは真皮の水分を逃がさないだけではなく、真皮に有害な成分を通さないというバリア機能も持っています。エラスチンを変質される紫外線や、肌ストレスとなる埃や細菌などが真皮に届かないようにします。

顔をたるませる真皮へのダメージを防ぐ働きがセラミドにはあります。化粧品として外側から補うことが出来る保湿成分になります。

敏感肌の方におおいセラミド不足によるたるみを優しくケアできるのが「キュレルのエイジングケアシリーズ」です。乾燥性敏感肌の方でも安心して使える低刺激性で、消炎剤配合のスキンケアシリーズです。

保湿性に優れた「酵母エキス」は代謝機能も活発に

酵母は成分というよりはとても小さな生物であり菌です。酵母には沢山のアミノ酸や有機酸、ビタミンなどが含まれており、美容成分としてもつかわれることが多くなります。

酵母を使ったパンをつくる方は、顔のたるみがない方が多くいます。ヨーロッパでも古くからパン酵母美容という美容法があるほど、酵母がお肌を活性化させ、たるみを予防・改善する効果は知られています。

お肌が活性化することで、肌細胞の生まれ変わりが正常化し、たるみのない張りがあるお肌を作ることが出来ます。

大手食品メーカーサントリーが研究開発した化粧品「F.A.G.E.」は酵母エキスが入った注目の化粧品です。50代以上の女性向けのアンチエイジングスキンケアで、ハリとツヤのあるお肌を目指せます。

サメの軟骨成分「コンドロイチン」は高保湿力の成分

コンドロイチンというと、アンチエイジング世代の方にとっては関節痛などを予防・改善する成分と思いがちです。顔のたるみとは関係がない成分と思われがちですが、実はコラーゲンと関係がある成分です。

コンドロイチンはコラーゲンの隙間にもともと存在しています。役割としては、コラーゲンに潤いを与えるための水分を保持するというものです。つまり、コンドロイチンが減ると、コラーゲンは柔軟さがなくなってしまいます。

コラーゲンの柔軟さがなくなることで肌が硬くなりるために、血行不良やリンパなどのつまりの原因となっていきます。要らないものが溜まりやすい肌になっていってしまいます。

要らないものが溜まってしまうと、その重みで顔はたるんでしまいます。重力に負けてしまう、たるみやすい肌を作ってしまうことになります。

コラーゲンに柔軟性をもたらすコンドロイチンは、顔のたるみを予防するためにとても大切な成分です。

長年にわたってコンドロイチンの研究を行ってきたゼリア新薬が開発した化粧品「ZZ:CCモイストリペアジェル」は、肌の表面にうるおいのヴェールをつくることで、乾燥から守り、ハリのあるお肌を作っていきます。

肌細胞を活性化させ保湿効果を引き出す「ローヤルゼリー」

ローヤルゼリーといえば美容・健康のどちらにもよい成分として知られています。女王バチになる幼虫が食べるもので、幼虫が成長するために必要な成分がぎっしりと詰め込まれている成分です。

このさまざまな成分の中にパントテン酸という成分も含まれています。パントテン酸は新陳代謝を行うために必要な成分です。新陳代謝には肌細胞の生まれ変わりも含まれますので、生き生きとした肌細胞を生み出す手助けをしてくれます。

さらに、ローヤルゼリーにはアミノ酸も豊富に含まれます。お肌の上で水分保持をしっかりと行い、角層の乾燥を防ぐ働きをしてくれますので、真皮の乾燥によって起こる顔のたるみも予防・改善してくれます。

皮膚だけではなく、代謝を行うときにその司令を出す脳の視床下部という器官がありますが、ローヤルゼリーはこの視床下部に働きかけを行って、代謝を行う司令をしっかり出させる働きもあります。

身体全体の代謝がスムーズに行われることで、身体本来がもつ保湿機能などもしっかりと働き、顔のたるみにつながる乾燥を防ぐことが出来ます。

養蜂会社だからこそ手に入る良質なローヤルゼリーをたっぷりと使った山田養蜂場の「RJエクセレントシリーズ」は、5つの美容成分も入った贅沢なエイジングケアアイテムとして効果が期待できる化粧品です。

新陳代謝を促す成長因子を含む「プラセンタ」

プラセンタはお母さんとお腹の中の赤ちゃんを繋ぐ器官「胎盤」から抽出されたエキスです。命の源となる胎盤から抽出されたエキスということもあり、三大栄養素であるたんぱく質・脂質・糖質を含み、さらに赤ちゃんの成長に必要な成分がすべて含まれています。

プラセンタに含まれている核酸には、遺伝子を修復したり、新陳代謝を調整するといった機能があり、この機能がアンチエイジング成分として注目されています。

さらに、抗酸化力を高めたり、保湿成分でもあるヒアルロン酸も含まれています。プラセンタには成長因子が含まれ、新陳代謝を促す働きもします。

プラセンタの効果は自律神経やホルモンバランスを整えるといったものもあり、活性酸素除去する働きなどもあります。

低分子化された国産馬プラセンタを100%使用した「プラセンタの泉360」は、製薬会社が作ったサプリとして人気です。美容成分も入り、内側からお肌にハリとうるおいを与えてくれます。

若返り成分「コエンザイムQ10」は強力な抗酸化作用をもつ

コエンザイムQ10は強力な抗酸化作用を持つ成分として知られています。抗酸化作用というのは体の中で発生する活性酸素を除去するというもので、身体を錆びから守る働きがあります。

さらにコエンザイムQ10はエネルギー代謝を行うときには非常に重要な働きをしており、コエンザイムQ10の不足がおこると代謝がスムーズに行えなくなるために、脂肪がたまりやすい身体となってしまいます。

顔に脂肪がたまれば顔のたるみにもつながります。コエンザイムQ10でエネルギー代謝を高めることは、顔のたるみを予防することにもつながります。

オンリーミネラルの「エクストラモイスチャーローション」はコエンザイムQ10を配合した化粧水です。衰えがちな年齢肌に効果的な成分がたくさん入った注目のスキンケアです。還元型コエンザイムQ10をしっかりと補えるサプリ、「ステラの贅沢CoQ10」もおすすめです。

「ビタミンB群」は新陳代謝には必要不可欠

たるみのないハリがある顔にするためには、肌細胞の生まれ変わりがしっかりと、正常に行われる必要があります。お肌の生まれ変わりはターンオーバーや新陳代謝と呼ばれていますが、これに必要不可欠なのがビタミンB群です。

ビタミンB群は8つの種類のビタミンからなっています。それぞれのビタミンB群の働きを簡単に表にまとめました。

ビタミンB1 ・糖質のエネルギー代謝を行う
・神経を正常に保つ
ビタミンB2 ・糖質のエネルギー代謝を行う
・抗酸化作用をもつ
ビタミンB6 ・タンパク質を生合成する
・アミノ酸や脂質の代謝
・皮膚や粘膜を維持する
ビタミンB12 ・アミノ酸や脂質の代謝
・造血作用
・神経を正常に保つ
葉酸 ・アミノ酸や脂質の代謝
・造血作用
パントテン酸 ・糖質と脂質とタンパク質の代謝に関与する
ビオチン ・糖質と脂質とタンパク質の代謝に関与する
・皮膚を正常に保たせる
・インスリンの分泌に関与する
ナイアシン ・糖質と脂質とタンパク質の代謝に関与する
・血管を拡張さえる
・睡眠に関与する

FANCLの「ビタミンB群ロングタイム製法」は、穏やかに吸収することで体の中で長時間働くことができるように工夫されたサプリメントです。ビタミンB群の働きを助けるイノシトールも配合されており、おすすめできるサプリです。

活性酸素から肌をまもる「ビタミンE」はターンオーバーも正常化させる

ビタミンEは非常につよい抗酸化作用をもち、酸化防止剤としても使われている成分です。たるみの原因の一つとなる活性酸素からお肌を守る働きを持っています。

お肌の生まれ変わりでもあるターンオーバーを正常化させる作用もあるため、ハリのあるお肌を保つためには必要になってきます。

さらに、ビタミンEには血行を促進するという効果もあるため、たるみのない顔を作るために必要な栄養を運び、不要な物をしっかりと排出するためにも必要になってきます。

原液美容で人気の「チェーンメーカーズのビタミンE誘導体」はお肌に吸収されやすい水溶性ビタミンE誘導体が配合されています。角層まで浸透して活性酸素からお肌を守り、たるみを予防してくれます。

細胞を活性化させる「オルニチン」で美肌に

オルニチンは肝臓の機能を高めてくれる成分としてよく知られています。肝臓は体の中の不要なものを取り除く機能をもつ臓器で、お肌にとって不要な老廃物も取り除いてくれます。

そのため、顔のたるみにつながる老廃物をしっかりと排出することが出来る体にしてくれる成分ということもできます。肝臓が元気だと自律神経も乱れにくくなり、お肌にとって必要な睡眠もしっかりとれる体になります。

さらに、細胞を活性化させる働きもあり、お肌のターンオーバーの周期を正常化し、みずみずしく張りのあるお肌に整えてくれる成分でもあります。

「協和発酵バイオのオルニチン」は、いつまでもハリがある女性でいたいという希望をかなえ、顔のたるみの予防・改善も期待できるサプリです。40代以上を中心として人気が高いサプリメントの一つです。

自分にとって何が必要かを知り上手に利用しよう

化粧品やサプリメントは日々進化していきますが、この12種類の成分が含まれているものであれば、顔のたるみにたいしての一定の効果を期待することが出来ます。

今自分にとって何が不足しているのか、ということを考えながら、自分にとって必要と感じられる成分が含まれている化粧品やサプリメントを上手に利用してください。

▼化粧品でたるみ改善する方法についてはコチラも参考にしてみて!

▼サプリで顔のたるみを改善できるのかについてはコチラも参考にしてみて!

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