洗顔で毛穴レスの素肌に!正しい洗顔方法と洗顔料の選び方
エステや高価なスキンケア用品を使って毛穴ケアをしても、しばらくするとまた毛穴が目立ってきたという経験はありませんか。
スペシャルケアで毛穴を一時的にきれいにしても、毎日の生活の中で毛穴は汚れてしまいます。毛穴の目立たないつるつる素肌になるためには、日々の洗顔を見直して毛穴に汚れを溜めないことが一番の近道なんです。
毛穴レスの素肌になるために、正しい洗顔方法や毛穴のお悩み別に合う洗顔料を紹介します。
Contents
ゴシゴシ洗顔はNG!正しい洗顔方法と洗顔効果UPのポイント
毛穴レスの肌になるためには高価なスキンケア用品を試してみたり、高価なエステに通うよりも、毎日正しく洗顔することが一番重要です。
もちろん、スキンケア用品を工夫することやエステに通うことで毛穴はきれいになりますが、正しい洗顔をしていなければ、結局再び毛穴に汚れが溜まっていってしまいます。
毛穴トラブルで悩んでいるなら、まずは正しい洗顔方法をチェックしてみてください。
もちもちの泡で優しく洗おう!正しい洗顔の手順
正しい洗顔の手順は次の通りです。
- 洗顔前にまず手を洗う
- ぬるま湯で顔をすすぎ、肌表面の軽い汚れを落とす
- 洗顔料をよく泡立てる
- 皮脂の多いTゾーン(おでこや鼻)を洗う
- 皮脂の少ない頬と顎を洗う
- 最後に皮膚が薄い目・口周りを洗う
- ぬるま湯ですすぐ(30回以上)
- 清潔なタオルで顔の水分を吸収させる
洗顔前に手を洗わなければならないのは、手には雑菌など見えない汚れがついていて、そのまま洗顔をしても洗顔料が泡立ちにくかったり、雑菌を肌につけてしまうことになるためです。
洗顔料を泡立てるときには、洗顔ネットを使うのがおすすめです。あっという間にもちもちの泡ができますよ。
実は洗顔料は、しっかりと泡立てることで洗浄効果をUPさせることができるんです。また、泡で肌への摩擦を和らげることができるので、しっかりと泡立てましょう。
泡で洗う際には指の腹で泡をクルクルと転がすようにして洗いましょう。皮膚の薄い目・口周りは泡を乗せるくらいで十分です。決してこすらないようにしてくださいね。
すすぐときには、両手ですくったぬるま湯を顔につけるように30回以上すすぎましょう。
最後に、清潔なタオルを優しく顔に当てて水分を吸収させます。タオルは肌との摩擦が起きやすいので、こすらないように気をつけてくださいね。
洗顔後の肌は敏感で、乾燥しやすくなっています。できるだけ早く化粧水などで保湿しましょう。
じっくり丁寧に時間をかけて洗うとシミやシワの原因に
毛穴の汚れが気になって、ゆっくり時間をかけて洗顔をしていませんか?
洗顔で時間をかけすぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまいます。その結果、肌のバリア機能が低くなり、紫外線や排ガスなど空気中の化学物質による影響を受けやすくなり、シミやしわ、敏感肌の原因になってしまうんです。
また、テカリなどが気になって何度も洗顔してしまうという人も注意が必要です。過度の洗顔も、必要な皮脂まで落としてしまう原因です。
洗顔は朝晩1回ずつ、それぞれ1分で十分なケアになります。最低限の洗顔で、不要な皮脂だけを洗い流すようにしましょう。
ぬるま湯を使えば必要な皮脂まで落とさない
洗顔時に使う水の温度は、25~32度のぬるま湯がベストです。
肌表面でバリア機能を果たしている皮脂は、35度で溶け出してしまいます。熱すぎるお湯だと肌を守るために必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌を乾燥させてしまうんです。25~32度だと、皮脂は流さずに不要な汚れだけを洗い流すことが出来ますよ。
また、肌の乾燥がひどいときや、肌が敏感になっているときには、洗顔料を使わずに25~32度のぬるま湯だけで洗顔するのもおすすめです。
ぬるま湯だけでの洗顔は、洗顔料による洗いすぎを防ぐことができ、肌への刺激もほとんどないので、たくさんの皮膚科医も勧めている洗顔方法なんです。
ちなみに私も朝だけぬるま湯だけで洗顔しています。最初は汚れが落ちているのかなと不安に感じましたが、続けるうちに肌の乾燥がマシになっていきました。
もし夜もぬるま湯洗顔をするなら、ポイントメイクのみ純石鹸かクレンジングで落として、あとはぬるま湯で洗い流します。
洗顔後は、洗顔料を使った場合と同様、なるべく早く保湿しましょう。
洗顔の効果を高める蒸しタオルの使い方
洗顔の効果を高めるには洗顔前に蒸しタオルを使うことがおすすめです。
洗顔前に蒸しタオルの蒸気を肌に当てることで、血行がよくなり毛穴が開くため、毛穴の奥の汚れまで落とすことができますよ。
蒸しタオルの作り方は以下の通りです。
- フェイスタオルを水でまんべんなく濡らしてからしっかり絞る
- 電子レンジで30秒~1分加熱
- やけどに注意しながら蒸しタオルを肌に乗せる
- 気持ちが良いと感じる温度で3分程度おいておく
洗顔前の蒸しタオルは毛穴を開くことができるだけでなく、肌のくすみにも効くんです。ぜひ試してみてくださいね。
毛穴トラブル別おすすめの洗顔料
毎日繰り返し行う洗顔なので、洗顔料も肌に合ったものを選びたいですよね。
黒ずみや開き毛穴といった毛穴トラブル別に合った洗顔料の成分を紹介します。洗顔料選びの参考にしてくださいね。
皮脂詰まりや黒ずみ、角栓で悩んでいるなら酵素系洗顔料
余分な皮脂汚れが硬く酸化して黒ずみになっていたり、古い角質や皮脂が蓄積して角栓ができている場合は、酵素入りの洗顔料がおすすめです。
角栓のおよそ7割は、ケラチンというたんぱく質でできています。酵素にはたんぱく質や脂質を分解する働きがあるため、酵素入りの洗顔料を使えば酵素の力で角栓を分解することができるんです。
洗顔料に含まれている酵素は以下のものが多いので、洗顔料選びの際にはチェックしてみてください。
- パパイン酵素
- ブロメライン
- プロテアーゼ
また、角質除去に効果的な成分として、泥(クレイ)、フルーツ酸、サリチル酸が挙げられます。これらの成分が入っているものもおすすめです。
開き毛穴やたるみ毛穴に効くのは保湿成分入り洗顔料
開き毛穴やたるみ毛穴には、保湿成分が含まれているものを選びましょう。
なぜなら、開き毛穴やたるみ毛穴は乾燥が主な原因だからです。洗顔料によく含まれている保湿成分は次の通りです。
- アロエ
- ヒアルロン酸
- スクワラン
- セラミド
- ローヤルゼリー
さらに、たるみ毛穴の場合は乾燥だけでなく加齢も原因となっているので、コラーゲンやエラスチンといった肌へハリを与えてくれる成分が入っているものを選ぶとより効果的です。
紫外線ダメージによる黒ずみにはビタミン入り洗顔料が効く
紫外線によって、毛穴でメラニンが過剰に作られて黒ずんでいる場合は、ビタミンC,Eといった成分が入っている洗顔料を選びましょう。
紫外線のダメージを受けると活性酸素が発生します。活性酸素は肌を守るためのものですが、紫外線によって過剰に発生するとメラニンの排出を妨げ、シミの原因になってしまうんです。
ビタミンCやEには、活性酸素を抑えてくれる「抗酸化作用」があるため、紫外線によるシミを防いでくれる効果があります。
また、肌のターンオーバーを促進する鉄や亜鉛が含まれているものも効果的なので、ぜひ探してみてくださいね。
洗顔料を選ぶときにチェックしたい2つのポイント
毛穴ケアのためには、肌に負担をかけずに優しく洗顔することが鉄則です。優しく洗い上げるために、洗顔料を選ぶときの重要なポイントを紹介します。
優しく洗うために泡立ちが良い洗顔料かどうか
洗顔で一番大切なのはもちもちの泡で洗うことです。泡がクッションとなって、摩擦や刺激から肌を守ってくれます。
洗顔料を選ぶ際には、泡立ちの良いものを選びましょう。泡立てるのが苦手という人や、時間をかけられない場合は泡立てネットを使うのもおすすめですよ。ポンプを押せば洗顔料が泡になって出てくるタイプも楽ですし、時短にもなります。
泡を肌の上で転がすようにして優しく洗うようにしましょう。
界面活性剤はできるだけ入っていないものがベスト
界面活性剤は多くの洗顔フォームに含まれており、汚れを落とす力が高い成分です。
しかし、汚れを落とす力が高いのは良いことですが、パワーが強すぎて肌への刺激になってしまうのが難点なんです。
一方、洗顔石鹸は植物由来の洗浄成分で余分な汚れや皮脂だけ落とすので、肌への負担は少なく、肌荒れもしづらいです。
なので、できれば界面活性剤入りではない洗顔料を選びましょう。特に肌が弱かったり、インナードライ肌という人には界面活性剤の入っていない洗顔石鹸の方がおすすめです。
ただ、界面活性剤の強い洗浄力は毛穴の黒ずみに高い効果が期待できるので、一概にNGとも言えません。どうしても黒ずみに悩んでいるという場合は、肌の様子を見て洗顔料を選びましょう。
優しく毛穴を洗い上げるおすすめ洗顔料3つ
数ある洗顔料の中から、肌に優しく人気の洗顔料を紹介します。もちろん洗浄力もばっちり!ぜひ洗顔料選びの参考にしてくださいね。
濃密な泡が簡単に作れて大人気!どろあわわ
「どろあわわ」はもちもちの濃密な泡が簡単にできると人気の、どろ豆乳石鹸です。
マリンシルトとベントナイトという二種類の泥が配合されているのが特徴で、この泥が毛穴の奥の汚れを吸着し頑固な黒ずみや角栓を洗い流してくれます。
他にも豆乳発酵液が配合されており、イソフラボンの力で保湿もしっかりしてくれます。洗いあがりはしっとりしていて、潤いながらしっかり汚れを落とす洗顔フォームです。
- 肌が綺麗になって彼に白くなったと言われた!
- 泡立ちがいいので、摩擦でなく泡で洗える
- ブランド名:健康コーポレーション
- 価格:2,980円(税抜)/110g
- 配合成分:マリンシルト・ベントナイト・豆乳発酵液・ヒアルロン酸・コラーゲン・黒砂糖エキス
角栓に悩むなら酵素洗顔できるウォッシュクレンジング
ウォッシュクレンジングは、パパイン酵素やキウイエキス、リンゴ酸が豊富に配合されており、毛穴の奥から汚れを取り除いてくれます。
さらにスクラブも配合されているため、ピーリング効果があることも嬉しいポイント。ピーリングで古い角質もすっきり洗い流すことができます。
メイクもこれ一本で落とすことができる洗浄力ですが、乾燥肌や敏感肌の人も使えますよ。酵素の力とピーリング効果で、角栓に悩んでいる人にはおすすめの洗顔料です。
- きめ細かいふわふわの泡で洗える
- 肌のざらつきに効果があった
- ブランド名:クレンジングリサーチ
- 価格:1,000円(税抜)/145g
- 配合成分:パパイン酵素、キウイエキス、リンゴ酸、オリーブ油
コスパはダントツ!リピーターも多い牛乳石鹸
牛乳石鹸は歴史のあるロングセラー商品で、長年愛用するリピーターも多くいます。
青箱のさっぱりタイプと赤箱のしっとりタイプの二種類あり、どちらも配合されたミルクバターがお肌をなめらかに整えながら、優しく汚れを洗い流します。
このミルクバター、なんとステーキを焼くときに使う食用牛脂と同じグレードのものが原料として使われているんです。新鮮で良質なものだけ使われているので、安心ですよね。
余分なものは入っておらず、天然のうるおい成分でお肌に優しくしっかりと洗い上げることができる牛乳石鹸。もちろん敏感肌の人にもおすすめですよ。
- 泡立ちが抜群で手放せない
- 敏感肌でかゆみがあるときに使ったら症状が改善した
- ブランド名:カウブランド
- 価格:100円(税抜)/100g(赤箱)80円(税抜)/85g(青箱)
- 配合成分:石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン(赤箱のみ)、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na
肌に合う洗顔でつるつる毛穴に!肌の状態に合わせて変えてみよう
毛穴トラブルを解消するためには、毎日の洗顔を正しく丁寧に行うことが大切です。特に、洗顔料は毛穴の悩みによって効果が高い成分が異なるので、成分までこだわって選んでみてください。
さらに洗顔の効果を上げる大切なポイントは、その日の肌に合う洗顔をすることです。乾燥がひどいときはぬるま湯だけで洗顔したり、毛穴の状態が変われば洗顔料を変えたりと、肌の状態に合わせて柔軟に洗顔方法を変えていきましょう。
自分の肌や毛穴と向き合いながら毛穴ケアを続けてくださいね。
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