表情じわはアラガンのボトックスが効果大！副作用も知っておこう

女性にとって、顔の目立つところにできる「表情じわ」は悩みの種です。

しわの中でも、特に「改善が難しいしわ」として知られている「表情じわ」。これまでに様々な化粧品を試したけれど、ダメだった！という方も多いことでしょう。

こんなときに検討したいのが、ボトックス治療です。アラガン社製のものが有名ですが、どのような効果が期待できるのでしょうか。メリット・デメリットや治療方法など、気になる情報をまとめます。

表情じわ改善にはボトックスが効果的

しつこい表情じわを改善したい！と思ったときに、心強い味方となってくれるのがボトックスです。

ボトックス治療は、ボツリヌス菌から抽出されるボツリヌス・トキシンという成分を含む薬を用いて行われます。

この成分の特徴は、神経から分泌される「アセチルコリン」という伝達物質を抑制できるということ。筋肉をリラックスさせ、余計な動きを弱めてくれます。

つまり、表情の癖や過度な動きが原因となって引き起こされる表情じわに対して、「しわの原因になっている筋肉の動き」に作用し、改善させてくれるのがボトックス治療の特徴なのです。

普段のスキンケアで表情じわの改善が難しいのは、「いくら保湿をしても、筋肉の動きを抑制することはできないから」です。

ボトックス治療の場合は、普段のケアでは難しいポイントからアプローチできるという強みがあります。

特に眉間や目元など、表情を動かすことで目立つ部分のしわに対して、高い効果が期待できます。

ボトックスでは効果が実感しにくいしわもある！

表情じわに対して高い効果を発揮してくれるボトックスですが、実は「あまり効果が期待できないしわ」も存在しています。

たとえばほうれい線やマリオネットライン、首のしわなどにボトックスは不向きです。

これらのしわは、筋肉のゆるみや脂肪の下垂が原因で引き起こされるもの。ボトックスで筋肉の動きを緩めたところで、しわが改善されるわけではないということですね。

注射を打つだけで気になるシワを解消できる！

ボトックス治療は、「注射」という手段を用いて行われます。具体的な治療の流れは以下の通りです。

1. 医師とのカウンセリングで、注射を打つ場所を決める
2. 患部を消毒
3. 麻酔クリームを塗って患部を温めた後に冷却
4. 気になる部位にボトックス注射
5. さらに10分ほど冷却して、治療完了

ボトックスが初めての人でも、1時間ほどで治療は完了します。

気になる痛みについてですが、やはり「注射」ですからチクッとした刺激が気になることはあります。しかしほとんどの大人にとって、麻酔は必要ないくらいのレベルですから、心配する必要はありません。

人気が高い「アラガン社製」！女性に支持される理由3つ

ボトックス治療において、人気が高いのが「アラガン社製」の薬です。もともとは「ボトックス」という名前も、アラガン社製の商品名から広まったもの。

現在ではアラガン社製以外の薬剤を選択できるケースも増えていますが、多くのクリニックで採用されているのは、やはり同社の製品です。

アラガン社製の治療薬「ボトックスビスタ」には、以下のような特徴があり、女性たちに支持される理由となっています。

• 国内で唯一、厚生労働省承認を受けた薬である
• 米国の製造工場から徹底した品質管理の下で製造される
• 体内で抗体が作られるリスクを軽減している

それぞれを詳しく解説していきます。

国内で唯一のしわ治療薬

しわの軽減を期待できる製品はアラガン社製以外にもありますが、日本の厚生労働省による認可を受けているのは「ボトックスビスタ」のみです。

原産国であるアメリカと、使用国である日本、両者のチェックをクリアすることで、高い安全性を保障しています。

日本では、「65歳未満の成人における眉間又は目尻の表情じわ」に対して効果があると認証されており、高い効果を期待できます。

また、万が一重篤な副作用が起きたときでも、医薬品副作用被害救済制度による救済を受けられます。

ボトックス注射は世界中で行われており、安全な治療方法であるとされていますが、万が一のときにも安心です。

高い品質で世界的なシェアを誇る！

アラガン社製の「ボトックスビスタ」には、製品の品質をキープするために「5℃以下の温度での保管」という条件が設定されています。これを超えると、薬剤の活性が保持できなくなってしまうためです。

アラガン社製の「ボトックスビスタ」は、もちろんこの厳しい条件をクリアしたままの状態で、日本へと輸送されてきます。

安全性と効果の高さは世界中で実証されており、日本・アメリカ以外にも世界中で利用されています。

アレルギーや抗体リスクの低減

ボトックス治療を長く継続していくと、体の中に抗体ができ、徐々に効果が実感しにくくなるケースが存在しています。

しかしアラガン社製の「ボトックスビスタ」の場合は、タンパク含有量を少なくしており、抗体がつくられるリスクを低減しています。

また長期間治療を継続すると、避けられないのがアレルギーに関する問題です。こちらも反応が出る可能性を低くしています。

気になるボトックスのメリット・デメリット3つ

ボトックス治療には、メリットもあればデメリットもあります。それぞれをじっくりと検討し、受けるかどうか決定しましょう。

メリットはわずか数日で効果が実感できること！

ボトックス治療のメリットは、以下の三つです。

• 治療後3日～7日で効果が出始めるケースが多い
• 部位や注射量を調整することで、ナチュラルな仕上がりにできる
• 比較的費用が安い

しつこい表情じわに悩まされている方にとって、「わずか数日で効果が実感できる」のは大きなメリットと言えるでしょう。

また、注射系の治療を受けると「表情に不自然さが現れてしまうのでは？」と不安になる方も多いはず。

ボトックスなら、量や位置を調整することで「少ししわが残るくらい」の自然な仕上がりにすることもできます。

さらに「ボトックス＝高い」というイメージを抱きがちですが、ヒアルロン酸などと比較すると治療費は控えめ。一か所あたり1万円～2万円が目安となります。

デメリットは「持続期間」と「副作用」！

一方、ボトックスにはデメリットもあります。具体的な内容は以下の3つです。

• 注射後4～6ヶ月経過すると、効果がなくなる
• 医師のスキルによって、効果に差がある
• 副作用のリスクがある

ボトックス治療による効果は、残念ながら永遠に続くものではありません。個人差はありますが、大体半年で、また表情じわが目立つ状態に戻ってしまいます。

医師のスキルによっても、仕上がりに差が生まれてしまうので注意する必要があります。

ボトックス治療には副作用もある！

ボトックス治療で指摘されている副作用は、以下のとおりです。

• 頭痛
• 表情が乏しくなってしまう
• つり眉
• 眼瞼下垂

筋肉に作用するボトックス治療だからこそ、さまざまな副作用のリスクも否定できません。中でも多いのは、表情の出方や違和感などの副作用です。

ただし、ボトックスの効果が時間の経過と共に軽減していくのと同様に、副作用も軽減していきます。

重篤な副作用が起きる可能性は低く、比較的安全性が高い治療法として知られています。

ボトックス治療に注意が必要な人の特徴6つ

表情じわに対して、高い効果を期待できるボトックス治療ですが、治療を検討する上で注意が必要な人もいます。

• 妊娠中の人、妊娠している可能性のある人、授乳中の人
• 全身性の筋肉の病気にかかっている人
• 抗生物質など、他に使用している薬がある人
• 喘息など、呼吸器系の疾患を抱えている人
• 緑内障の人
• 過去に治療を受け、アレルギー症状が現れた人

妊娠中や授乳中は、どのような症状が現れるかわからず、安全性が確立されていませんから、避けるようにしてください。

即効性が期待できるボトックス治療、慎重に検討しよう

気になる表情じわに対して、即効性が期待できるのがボトックス治療のメリットです。

しかし高い効果があれば、副作用やリスクについても頭に入れておかなければいけません。ぜひチェックしておきましょう。

ボトックスを受けることに決めたら、過去の実績が多いクリニック、信頼できる医師を見つけてください。気になるしわを効率よく改善し、自信が持てる自分へと変身できます。