老けて見える顔イボをハトムギの効果でなくしたい!取り入れ方と注意点
体に取り込むものや塗るものを「天然由来のもので」とこだわっている女性は多いと思います。
そんな方の顔イボ対策には、「ハトムギ」を使うのがおすすめです。
お茶など体に取り込む方法、化粧水など塗って効果を試す方法など様々。使い方や取り入れ方の注意点を知り最大限に効果を発揮できる方法をお伝えします。
Contents
「いぼとり」の異名を持つハトムギ…その効果は3つ
ハトムギの歴史は古く、中国で約2000年前から栽培されていたといいます。当時はお団子にしたり、おかゆに入れたりして産後の身体を回復させるために食されていました。
それもそのはず、ハトムギには豊富な栄養素が含まれていることで有名。それぞれ身体に良い影響を与えるものばかりなのです。
ハトムギを摂取するということは、ハトムギの栄養素を身体に摂り入れて肌をも健康にしていくという考え方です。
抜群の栄養素で美肌を作ります
- 【たんぱく質】肌をつくるモト
- 肌はたんぱく質で作られているので、たんぱく質不足は肌に深刻なダメージを与えます。
例えば、新陳代謝低下による肌の老化やたるみ、免疫力低下による顔のむくみや肌荒れなどです。
肌の老化はやがて老人性イボの発生につながって行きかねません。免疫力低下によりウィルスを肌に寄せ付けてしまったなら、ウィルス性イボを誘発します。
- 【ビタミンB群】不足は、多くの肌荒れ原因
- 肌荒れが治らないと悩んでいませんか。もしかしたら、ビタミンB群の不足によるものかもしれません。
ビタミンB群は8つの種類で構成されています。その全てをバランスよく摂取することが美肌への近道です。
ビタミンB群は肌の再生や免疫力上昇、皮膚への栄養分補給の役割を担っています。ビタミンB群の栄養素をバランスよく含んでいるハトムギはイボ治療に有効とされています。
- 【カリウム】皮膚の活性化に必要
- 意外と知られていないカリウムという栄養素は、皮膚の細胞を活性化させるのに欠かせません。
イボの原因の一つに、ターンオーバーがうまく行われずに古い角質が溜まってしまうことがあげられます。
正常なターンオーバーが行われるためには、ナトリウムとカリウムという2つの栄養素のバランスが大事です。
カリウムは細胞が新陳代謝するほどに減少します。肌健康はナトリウムとカリウムのバランスで成り立っている以上、カリウムの補給は必須です。
- 【コイクセノイド】注目集める有効成分
- 聞きなれない栄養素ですが、「アメリカで癌予防に効果があるのでは。」との研究がなされていて、注目を集めています。
コイクセノイドは、細胞免疫力を高める働きがあります。肌細胞の一つ一つに働きかけて、健康な肌を保つことはイボの撃退や予防のためになることでしょう。
- 【コイキソール】免疫力を高めてイボに勝つ
- コイキソールもコイクセノイドと同様、抗がん作用の増強として注目を集めています。
免疫力を高める働きも併せ持っていることから、健康な身体を作り、ひいてはイボ緩和にもつながるものと考えられます。
利尿作用で毒素を排出します
ハトムギには毒素を排出する、デトックス効果があるといわれています。ハトムギのデトックス効果は利尿作用によるもの。
利尿作用を促進することで、余分なものを身体の外へ排出する仕組みです。家事や育児、仕事と忙しい女性は、落ち着いて食事をする事もままならないかもしれません。
栄養バランスを考慮したくても、そんな時間さえとれないことがあるからです。栄養バランスを欠いた食生活は、肌の不調を呼びターンオーバーの弊害ともなります。
血行促進で肌のターンオーバーを活性化させます
ハトムギのもう一つの効果は血行促進です。利尿作用によるデトックスとも関係しますが、毒素を排出した後の身体は、余分なものが無いので血行が良くなります。
血行が良くなるということは肌細胞へ栄養分を効率よく運搬できるということなのです。血行が悪いと顔色も悪く、当然ながらターンオーバーも効率よく行うことができません。
摂取の仕方は様々…ハトムギは、料理やお菓子に入れることも出来る
ハトムギの良いところは、栄養分に関してのみではありません。摂取方法が多様なので、生活に取り入れやすいことも人気の一つです。
栄養素の摂取はサプリメントが主流となっていますが、ハトムギに関しては料理への使用も可能です。お茶として飲むことも出来て、様々なシーンに対応してくれます。
薬として服用は「ヨクイニン」
イボ治療の一環として、お医者さんから処方されることもあるというヨクイニン。実は、ハトムギとほぼ同じもので、成分もほとんど変わりません。
大きな違いは、そのままで摂取するか皮を剥いた中身だけ摂取するかの違いです。前者がハトムギで、後者がヨクイニンと呼ばれています。
ハトムギはイネ科の植物で、白米の8倍もの食物繊維やアミノ酸等、多種多様な栄養分を含んでいます。
ヨクイニンの効果についてはこちらの記事に詳しく載っています。
健康食品なら「ハトムギ粉」
ハトムギを食品として使用する方法があります。ハトムギを粉末にしたハトムギ粉を使いましょう。
小麦粉と同じ感覚で使用して大丈夫です。例えば、チヂミやクッキー、チーズケーキに使用すれば、健康的なおやつに大変身します。
小麦粉と比べると、粘り気が少なかったりするので計量が大事なパン作りには、調整が必要かもしれません。
日常的に摂取するなら「ハトムギ茶」
最も手軽にハトムギをはじめる方法として、ハトムギ茶をおすすめします。ハトムギ茶は味がほうじ茶に似ていて、癖が無く誰にでも受け入れられやすいという特徴があります。
特に朝の1杯と寝る前の1杯にハトムギ茶を選ぶと良いですよ。ノンカフェインなので、肌に優しいうえに、栄養分を効率よく摂取することができます。
ハトムギ茶の効果効能については、下記記事もチェックしてみてくださいね。
化粧品として、肌に直接つけてもOK
素肌を大事にしたい女性の間で、ハトムギ化粧水が爆発的人気です。今までの化粧水をハトムギ化粧水に代えるだけという手軽さが人気の秘訣です。
イボを緩和したいと思っても、仕事と家事、育児に忙しい女性が自分のことにかけられる時間は限られています。
なるべく余計な手間と労力をかけないでイボに対応したいなら、ハトムギ化粧水の使用をおすすめします。
ハトムギ化粧水の効果については、こちらを参考に!
女性は注意!ハトムギの摂取を控える方が良い場合
自然由来成分のハトムギは、身体に優しいはずです。副作用が心配いらないぶん、いつでも好きなだけ摂取できると考えがちです。
1つだけ注意していただきたいのが、妊娠中の女性です。余分な物質を排出する働きがあるハトムギは、受精卵を異物とみなしてしまう可能性が否定できないからです。
同じハトムギでも使用方法によっては全く害がないこともあります。妊娠がわかったら、お医者さんに一度相談してみましょう。
ハトムギに即効性が無いぶん、使い続けることを意識しよう
ハトムギはもともと穀物なので、薬というよりは漢方や健康食品としての側面が大きいです。
つまりそれは、即効性を期待できないということを意味します。身体へのやさしさは、すぐに治せる力がないということでもあります。
ハトムギの性質を理解してさえすれば、生活や食事への摂り入れも容易でしょう。化粧品や食事、お茶など様々な方法にトライしてみましょう。
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