マリオネットラインを消す。ブルドッグ顔にサヨナラしよう!
いつまでも美しくありたい女性に大敵のマリオネットライン。できてしまったマリオネットラインを改善するには、様々な方法があります。
自宅で手軽にお金をかけずにできることから、プロの手を借りた本格的なケアまで紹介します。
Contents
マリオネットラインの対策は、自分でできるものとプロに頼るものがある
マリオネットラインの改善方法は、大きく2種類に分かれます。
- 自分でできるもの(即効性はなく、ある程度時間がかかるものが多い)
- クリニックやエステなどでプロの施術を受ける(即効性のあるものが多い)
自分でできる対策は、あまりお金はかからないものの結果が出るまでにはある程度時間がかかるものが多い傾向があります。
それに対して美容整形クリニックやエステなどでのプロによる施術は、比較的高額なお金がかかるものの、即効性を期待できるものが多い傾向にあります。
- 頬杖をつく、食事の際あまり噛まない、猫背などの日常的な癖を改善する
- 温めたりマッサージをしたりして、肌の血流を良くする
- 美顔器やシワ専用クリームなどを使う
- ガムを噛んだり、表情筋を鍛えるエクササイズをする
- 美容整形のクリニックでボトックス注射やヒアルロン酸注射などをする
- エステ、美容整形手術を受ける
- 喫煙、睡眠不足を改善し、ストレスを溜めない
- バランスの取れた食事をする
- サプリメントを飲む
この他、根本的な改善ではありませんが、メイクで隠す方法もあります。
マリオネットラインの対策~自分で行うもの
まずは自宅などで自分でできる対策を紹介します。
顔ヨガ(表情筋のストレッチ)で衰えた表情筋を鍛える
マリオネットラインができる原因の一つに、表情筋の衰えがあります。そこで、衰えた表情筋を顔ヨガで鍛えます。
また、顔ヨガと似た「舌回し」という方法もあります。これも表情筋をしっかりと動かすことができ、様々な種類があります。
行う時間帯は、スキンケア後の肌がしっとり潤っているときがおすすめです。
口角を上げるストレッチ
マリオネットラインは口角が下がることも原因の一つになるので、口角を上げるストレッチでの改善も期待できます。
口で咥えて使用するものなど、口角を上げるためのストレッチ専用の器具も様々な種類が販売されています。
マッサージで血流を良くする
肌の血流が悪いと、ターンオーバーがスムーズに行われず、ハリやツヤがだんだんと失われていきます。
マッサージオイルなどを使用して、肌をやさしくマッサージすることで血流を良くして美肌へと導きます。
しかし一方、顔ヨガや過度なマッサージは、余計にシワやたるみの原因となるという指摘もあります。
- 表情筋を鍛えてもたるんだ皮膚が元に戻らないので意味がない
- マッサージで無理に皮膚を上に持ち上げると、余計に皮膚が伸びてたるみが加速する
- そもそも、表情筋は不随意筋に近い筋肉のため、鍛えることができない
このような意見も最近では出てきています。
あくまでこういう意見もある、ということに過ぎず、顔ヨガやマッサージで実際にシワやたるみが改善されたという方もいます。
保湿でシワを目立たなくする
肌が老化する原因の一つに、肌の保湿が足りないということがあります。肌の乾燥には皮脂量の減少も影響しており、皮脂が不足すると肌の水分蒸発を防ぐことができなくなります。
しかし加齢と共に肌の皮脂量はどんどん減少し、閉経前頃には20代の10分の1ほどしかないと言われています。
シワ対策クリームやアンチエイジングに特化した基礎化粧品を使って、しっかりと肌に潤いを与えましょう。また、加湿器を活用して空気の乾燥も防いでください。
食べ物からたんぱく質、ビタミンC、鉄分を摂取する
肌にハリやツヤをもたらす主な栄養素は、たんぱく質、ビタミンC、鉄分などです。
- たんぱく質…肉、卵、魚、大豆など
- ビタミンC…アセロラ、レモン、赤ピーマン、生キャベツなど
- 鉄分…レバー、カツオ、ほうれん草など
バランスの良い食事をし、体の中から美肌へ導きましょう。
サプリメントで体の中から美肌対策
エイジングケアが期待できるサプリメントの成分を紹介します。
- アスコルビン酸…コラーゲンを生成する
- ビタミンB群…肌の乾燥を改善する
- ビタミンE…血流を良くする
- 大豆イソフラボン…皮膚のキメを整えたり乾燥を防ぐ
- 亜鉛…新陳代謝を活発にする
- COQ10(還元型)…肌をみずみずしくする
- アスタキサンチン…抗酸化力が強く老化を防ぐ
- レスベラトロール…抗酸化力が強い
- ピクノジェノール…抗酸化力が強くコラーゲンの生成を高める
美顔器は目的によって様々な種類がある
家庭で手軽に使える美顔器には、主に以下のようなものがあります。
- 超音波美顔器…毛穴をきれいにしたり、肌細胞のマッサージができる
- イオン導入美顔器…肌に浸透しにくい美容成分を浸透させる
- ローラー美顔器…小顔効果やたるみの改善
- スチーム美顔器…乾燥対策、血流促進
- LED美顔器…血流促進、細胞の代謝を活性化する
様々なメーカーから販売されており、また価格にもかなりの幅があるので、自分の目的や予算に合ったものを選んでください。
日常生活でできる美肌対策もいろいろ
肌の老化を促進させる生活習慣は改めたいものです。上で紹介したケアを行っても、そもそも生活習慣が良くなければ効果は半減してしまいます。
- 喫煙
- 睡眠不足
- ストレスの多い生活
- 栄養バランスの悪い食事
などはできるだけ控えましょう。
また、猫背を治して姿勢を良くしたり、噛み合わせが悪い場合は治療をしたり、片側だけで噛む癖がある場合は改善しましょう。
マリオネットラインの対策~プロの技術を頼る
次にプロの手を借りて、美容クリニックやエステで受けることができる対策を紹介します。
口角下制筋の緊張を和らげてシワを改善するボトックス注射
ボトックス注射を打つと、神経から筋肉への命令が遮断され、筋肉収縮や緊張を改善することができ、口角下制筋の過度な緊張や拘縮を和らげることができます。
口角下制筋の緊張が和らぐことで口角が上がり、マリオネットラインは薄く目立たなくなります。
ただし、ボトックス注射は永久的でなく、年ほどしか効果の持続は見込めません。また副作用や失敗例も聞かれます。
ヒアルロン酸注射で皮膚をリフトアップさせる
ヒアルロン酸を肌に注入することで、肌をふっくらとさせシワが目立たない状態にすることができます。
またヒアルロン酸には高い保水効果があり、肌が潤ってハリが出るようになりますが、少しずつ体内に吸収されていくため効果の持続は半年~1年ほどです。
ヒアルロン酸注射でも副作用が起こることがあり、また失敗例もあります。
副作用が起こりにくいオートファイバー法
オートファイバー法とは、自分の体から余分な脂肪をわずかに採取し、シワやたるみが気になる部分に注入して改善する方法です。
自身の脂肪を注入するためアレルギー反応などが起こりにくく、皮膚のハリや弾力を高める成分を増やすことができ症状が改善されます。
また大きな特徴は、ヒアルロン酸などのように時間の経過と共に完全に肌に吸収されることがなく、半分以上が生着するので効果が長続きします。
肌の再生能力によって改善するキンタイトニングレーザー治療
赤外線IRと高周波RFが出るレーザーを照射することで、皮膚の奥の真皮まで熱が届き、コラーゲン生成を促します。
真皮組織まで熱を届かせることでコラーゲン線維を収縮させ、真皮内で炎症と浮腫を起こさせます。そして傷ついた細胞を修復しようと新しいコラーゲンが生成される仕組みです。
肌が再生するにはある程度時間が必要になるため即効性はなく、改善が見られるようになるまでには約3週間かかります。
1ヵ月に1回の照射を5~10回ほど続ける方が多く、即効性がなく時間もかかるので、注入治療を受ける方の方が多い傾向があります。
「スプリングスレッド」でたるみを引き上げる
「スプリングスレッド」という伸縮性のある特殊な糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げる施術によって改善する方法があります。
これにより、下垂した脂肪を元の位置に戻すことができます。
このとき、顔全体のたるみを根本的に解決するために、マリオネットラインだけの治療ではなく、ほうれい線やゴルゴラインと合わせて治療を行います。
またダウンタイムも短く腫れも少ない傾向があり、この手術はメリットが多くデメリットが少ないのが特徴です。
エステでプロの施術を受ける
エステでも、シワやたるみ対策のメニューが用意されているお店がたくさんあります。
やはりプロによるマッサージや、自宅では使えない機器を駆使してのケアは期待できますね。
自分でマッサージをして皮膚を必要以上に伸ばしてしまうと、たるみの元になることがあると説明しましたが、プロの施術であればこのような心配はありません。
プロ仕様の化粧品や機器で保湿やリフトアップをし、シワやたるみを改善していきます。
またそこで正しいケア方法を教わると、日常的なケアも改善できますし、エステに通うことで美容に対する意識が向上して良い結果をもたらす場合もあるようです。
メイクでシワを目立たなくする
根本的な改善にはなりませんが、メイクで目立たなくすることもできます。
肌より少し明るいコンシーラーを使って、シワによってできた影を明るく目立たなくします。
コンシーラーには様々なタイプがありますので、自分に合ったものを選んでください。
マリオネットラインの対策は様々。自分に合ったものを選んで
マリオネットラインの対策には、自宅などで手軽にできるものから、クリニックやエステなどでプロの技術に頼るものまでたくさんの種類があります。
予算や生活スタイルに合ったものを選ぶのはもちろん、それぞれのメリットとデメリットを見極めてください。
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