おすすめ舌回しによるほうれい線の消し方!筋肉を鍛えることが大事

ほうれい線が深く刻まれた顔は、実年齢よりもさらに年上に見られたり、老けたり、疲れた印象を与えてしまう原因になります。

いつまでも若々しく美しくありたい女性にとってほうれい線ケアは絶対に必要なものですが、出来るならば低コストで誰にでも出来、効果抜群の方法を取りたいものです。

今回紹介する舌回し体操は、ほうれい線を消すのに絶大な効果を発揮するとして、歯科医からも推薦されています。

正しい舌回し体操の方法を知り、コツを習得してほうれい線を消すエクササイズを取り入れてみましょう。

舌回しがほうれい線に効果絶大なのは、筋肉とリンパの流れに働きかけるから!

そもそもほうれい線とは、鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の皺のことを指し、加齢などで顔の筋肉が衰えて頬の皮膚を支えきれずに垂れ下がると、ほうれい線がより深く刻まれるようになります。

ほうれい線とかかわりが深い顔の筋肉の構造は、首と合わせると約70種類あって複雑なものとなっています。

しかも、ほうれい線が現れてくるのには表情筋よりも奥深くにある深部筋肉もかかわっていることから、間違ったケアをしていても効果がありません。

さらに、顔のリンパの流れが滞ると老廃物が溜って肌のハリが失われ、肌の老化が早められてしまいます。

顔のリンパ節は全身の25パーセント程度を占める約200種類もあるので、外部からのハンドマッサージだけではすべて刺激するのは困難です。

ここまで見ていくと、複雑な筋肉を鍛えてたくさんのリンパ節への刺激を行うことが、ほうれい線対策のポイントとなることが分かります。

その双方を同時に叶えるのが、これからご紹介する舌回しなのです。

簡単に出来る舌回し体操2選!「舌出し」と「歯茎なぞり」

今回は、特に簡単に取り組むことが出来て継続するのも簡単な方法として、「舌出し」「歯茎なぞり」という2つの舌回し体操の方法をご紹介します。

舌は上下左右のどんな方向にも動かせる筋肉で動かしますが、意外と全方面に動かす機会がありません。

しかし、これらの運動をすると全方向への舌の運動が叶うので、顔の筋肉の内側から刺激を与え、筋肉の動きとリンパへの刺激を行うことが出来ます。

どちらの運動も、椅子などに座って姿勢を正して行うことをおすすめします。

舌出しエクササイズ

口角を挙げるように意識しながら、舌の付け根から舌を思いきり前に突き出すのが舌出しエクササイズです。

下唇に力が入っていると口角が下がりやすくなってしまいますので、注意して行うのがポイントです。

  1. 顔を少し上に向けた状態で、舌を付け根から思い切り前に出します。
  2. この状態で舌を上に向けて5秒間、下に向けて5秒間それぞれキープし、これを3回くり返します。
  3. 上下方向への舌の運動が終わったら、同じように舌の付け根から舌を出した状態で、右斜め下に5秒間、左斜め下に5秒間キープし、これを3回繰り返します。

歯茎なぞりエクササイズ

舌をあらゆる方向に動かす運動が歯茎なぞりです。

初めのうちは顔がかなり疲れてしまう方も多いので、回数は左右5回ずつ1セットを最低ラインとして、慣れてきたら回数を増やすようにし、左右20回ずつ1セットを基本として続けましょう。

顔を少し上に向けて目を大きく開き、口はしっかりと閉じた状態で行うように注意しましょう。

  1. 口を閉じた状態で、口の中の舌の先が届く範囲で、上の歯茎の表面の端から端をなぞります。
  2. 下の歯茎でも同様に行って、2秒ほどかけて舌先を上下ぐるりと一周させます。
  3. 右周りを5回、左回りを5回行い、慣れていたら回数をそれぞれ増やしていきます。(50回程度まで増やして大丈夫です)

まずは毎食後1セットを1ヶ月継続

紹介した2種類の舌回し体操は、それぞれ毎食後1セットずつ行い、1日3セットを目安に行いましょう。

舌回しを続けていると舌圧(舌の力)が段々と強くなり、それだけトレーニングの結果が現れていきます。

勿論結果には個人差がありますが、1ヶ月以上毎日しっかり3セット続けると、目に見えて結果が現れるという体験談が非常に多いです。

ただし無理は禁物ですので、体調に異常を感じたり体の具合が悪い時は中止してください。

舌回し体操を通してほうれい線を消そう!

舌回し体操の一番のポイントは何よりも継続していくことです。

先にも述べましたがまずは1ヶ月継続し、続けられる!と思ったら諦めずに3ヶ月は続けていくと、どんどんと舌圧が強くなって効果が目に見えて現れます。

また、唾液腺が同時に刺激されて唾液の分泌量が増え、唾液に含まれる成長ホルモンが体内に吸収されることにもつながり、細胞の新生や肌の新陳代謝の活性化に一役買う可能性もあります。

舌回し体操は道具も必要なく誰にでも出来る手軽なエクササイズですので、是非毎日のほうれい線ケアとして取り入れてみてください。

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