ほうれい線には強いマッサージは逆効果!間違ったマッサージの具体例
ほうれい線を消そうとしてマッサージを行おうとする人は多いと思いますが、間違った方法や知識で行うとかえって逆効果となってしまうことがあります。
綺麗になるために行うマッサージで老け顔になりやすいコンディションを作ってしまったら悲しいですよね。
それを防ぐためにも、ほうれい線のマッサージを行う上で逆効果となってしまう内容について詳しく見ていきましょう。
Contents
力加減に要注意!ほうれい線マッサージで気を付けるべき事
人間の皮膚はとても繊細な構造で成り立っていますので、直接強い力で刺激する方法は美容全般から見ても逆効果とされていることが多いです。
特にほうれい線を消したいと望んでマッサージを行うのであれば、皮膚にとってマイナスとなってしまうような力の負担をかけないマッサージを行うようにしましょう。
では、どのようなマッサージが逆効果となってしまうのでしょうか。気を付けるべきポイントを詳しく見ていきましょう。
皮膚を引っ張る力が強すぎるマッサージ
皮膚は引っ張り続けることで皮膚そのものが伸びていく性質があります。
年齢とともに顔の皮膚がたるんでいく原因も、皮膚自体の弾力の低下と表情筋の衰えによって重力に逆らえずに脂肪の重みで皮膚が下に引っ張られ続けることで、顔の皮膚が伸びる事が考えられます。
このように、常習的に顔の皮膚を強く引っ張り続けてしまうと、皮膚そのものが伸びてたるみやすい肌を作り出してしまうので、ほうれい線にとっては逆効果となります。
むくみ解消を意識しすぎたマッサージ
ほうれい線を濃くする原因の一つに、顔のむくみによってほうれい線部分の溝が深くなっている場合があります。
顔のむくみ解消に有効なマッサージ方法として、口の横から耳の前にかけて指を滑らせるマッサージ方法があります。
これは、皮膚の余りがほうれい線へと溜まっていくことで、かえってほうれい線の折り目を深くしてしまうことにつながりかねません。
ほうれい線の改善のために顔のむくみを取り去ることはもちろん必要な事なのですが、強くマッサージすればいいわけではありません。
強い力でマッサージを行うと一時的にむくみが取れるので改善したように感じられることもあるかもしれませんが、瞬間的な効果なのですぐ元の状態に戻ってしまい、伸びた皮膚だけが戻らないという可能性もあるので、注意しましょう。
即効性のあるグッズを常習的に使っている
マッサージからは一度離れますが、昨今発売されているほうれい線解消グッズの中にあるこめかみを留めて一時的に顔を引き上げるテープやバンドがあります。
これらは確かに即効性の高い効果を実感できますが、アイプチと同様に使い続けることで皮膚が伸びてきてしまいます。
皮膚のたるみを悪化させないためにも、即効性のあるテープやバンドを使うのは一時的にして、常習的に使わないように気をつけましょう。
強いマッサージがどうしても良ければプロに任せよう
ここまで総合して強い力で行うマッサージは様々なリスクがあり、ほうれい線を悪化させる危険性があるだということを見てきました。
しかし、全てのマッサージが危険かというとそうではなく、きちんとした理論の下で行われる、サロンなどでプロのエステティシャンによって行われるマッサージは、皮膚に過度な負担がなくほうれい線を悪化させることはあまり考えられません。
また、サロンで行われるマッサージは毎日の疲れを癒したりストレスを解消するなどのリラックス効果も期待できます。
このような点から、強い力で気持ちよさを感じるマッサージはプロの手に任せるのをおすすめします。
セルフマッサージは優しい力で行うリンパマッサージやツボ押しがおすすめ
自分でマッサージを行う場合は、リンパに沿ったリンパマッサージやツボ押しなどであれば、肌への負担があまりなく出来ます。
首周りをほぐすことで一度首から上部分の筋肉をリラックスさせ、肌をこすらずに撫でる程度の力で、顔のリンパに沿ってマッサージしていく方法です。
ほうれい線に効果のあるツボ押しも効果的です。顔の様々な部分にあるほうれい線に効くとされているツボを、ゆっくりと刺激するのも効果が期待できます。
詳しい方法は以下の記事をご覧ください。
関連記事:ほうれい線には優しいリンパマッサージが効果的!やり方と効果
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ほうれい線マッサージを正しい知識で取り入れて
ほうれい線を解消しようと思うとつい力が入って強いマッサージを行いがちですが、それでは皮膚を伸ばしてかえってほうれい線が深くなる可能性があります。
肌へ直接与える刺激が強いと、ほうれい線だけではなく、刺激性のメラニンの生成が促されてしまうことによるシミやくすみ、肌ダメージによる肌荒れなど、様々な美容トラブルの原因にもなりえます。
ほうれい線をマッサージで何とかしたいと考えるのであれば、ある程度強い力で行うマッサージはプロに任せ、自分で行うものは刺激の少ない方法に限定することが鉄則です。
ほうれい線は皮膚の刺激がなくても十分に改善できますので、正しい知識の下で若々しい顔を目指していけると良いですね。
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