ほうれい線には優しいリンパマッサージが効果的!やり方と効果

リンパマッサージをしている女性

ほうれい線を改善したり解消するための方法としてマッサージがありますが、あまり強い力で行うとかえって逆効果です。

肌に負担をかけずにほうれい線に働きかけるマッサージとしておすすめなのが、軽い力で行うリンパマッサージです。

ほうれい線に効果のあるリンパマッサージの方法について詳しくご紹介します。

ほうれい線のマッサージのコツは「低刺激」

ほうれい線解消のためにマッサージを行う場合、「皮膚を直接強く刺激しないこと」「皮膚を引っ張らないこと」が大前提となります。

顔の皮膚は薄くとてもデリケートな性質なので、強く引っ張ったり刺激を与えたりはせず、優しくなでるようにしてマッサージを行いましょう。

もし強い力でマッサージを行ってしまうと、かえってほうれい線が悪化することにもなりかねませんので注意が必要です。

関連記事:ほうれい線には優しいリンパマッサージが効果的!効果と方法

ほうれい線マッサージのおすすめはリンパマッサージ!その効果

皮膚に対して低刺激で強い力が必要ないマッサージで、ほうれい線に効果を期待できるものとしておすすめなのがリンパマッサージです。

リンパマッサージとは、顔のリンパの流れを良くして老廃物を体外に排出するように促すマッサージ方法です。

リンパ液は体中のリンパ管を通って、血管の圧力や筋肉の動きの影響を受けて流れていきますが、心臓のポンプ運動によって欠陥を流れている血液とは異なり流動的な流れをしています。

つまり、リンパ管の周りの筋肉などの動きやリンパ管の外の刺激でゆっくりと押し流されていくので、疲労やストレスなどの影響を受けやすく、放置していると流れが滞りやすいのが特徴です。

しかし、受動的に流れるリンパ液の特性を生かして、手の重みのほんの軽い圧力を外から加えるだけでも、容易にリンパの流れを促すことが出来るので、優しく力を入れないで行うマッサージとしては最適です。

リンパが流れると叶う肌の活性化

リンパの流れが良くなると体内の老廃物を輩出しやすくなるので、顔のむくみや筋肉の凝りが解消され、皮膚の新陳代謝を活性化させることが期待できます。

ほうれい線の原因として、顔のむくみや表情筋のこわばりによるハリの低下、ターンオーバー不足による肌の老化やダメージの蓄積がありますので、それらをもれなく解消できる可能性もあります。

ほうれい線への効果だけでなく、肩こりの解消や肌のくすみやシミ、しわの改善、リラックス効果なども期待できます。

ほうれい線に効くマッサージ方法

まず大前提として、リンパマッサージは手を皮膚に密着させて、手の重みのみで軽く抑える程度に動かし、力を入れて押したり刺激を加えないようにします。

手のひらが乾燥している時は保湿クリームやマッサージクリーム、オイルなどを使って、手の滑りが良くなるようにすると、肌への刺激を最小限に抑えるだけでなく、マッサージクリームのスキンケア効果を実感することにもつながります。

また、リンパマッサージの準備段階として、首周りの筋肉の凝りを解消するために、肩をゆっくりと5秒くらい上げ、それを戻す動作を3回ほど繰り返してから行うことをおすすめします。

では、具体的な方法を見ていきましょう。

  1. 両耳を人差し指と中指で挟むようにして、耳から首にかけて手のひらで軽く圧迫します。
  2. 少し圧迫してから力を抜く動作を3回繰り返します。
  3. 軽く鎖骨まで手の平全体を使って優しく撫でるように滑らせ、鎖骨の上の窪みを円を描くようにクルクルと軽く揉むのを10秒ほど行います。
  4. 顎先から口の周りを上へ向けて一周するように両手の指でなぞっていきます。
  5. ほうれい線の長さと位置に沿って、指の腹で小刻みに揺らしながら優しく撫でていきます。
  6. 小鼻まで来たら、ほうれい線の下の口先から小鼻に向かって手を滑らせ、耳の後ろの部分に向かって流し、耳の下から鎖骨に向かって流します。

これらの動きを1日1回以上実践しましょう。

パッティングを合わせて行うのもおすすめ

リンパマッサージの他にも、指を移動させずに皮膚に丁度良い刺激を与えて顔の血行を促進して新陳代謝を促すパッティングを行うのもおすすめです。

化粧水を肌に乗せる際のように、コットンに化粧水や乳液を付けた状態で行っても良いですし、指の腹を使って行っても構いません。
  1. 人差し指から薬指までの3本をくっつけて、指の腹を使って顔全体を軽くたたきます。
  2. 顔全体で100回程度を1日1回実践しましょう。

叩く強さは、ぱちぱちと音のしないくらい、コットンが乗るぽんぽんという振動が肌を通して伝わるくらいのやさしさで十分です。

あまり強い力でパッティングを行ってしまうと、過度な皮膚への刺激となるだけでなく、皮膚の毛細血管が切れてしまうこともありますので絶対にやめましょう。

低刺激のマッサージでほうれい線対策

マッサージには様々な種類があり、施術する際の強さにも好みがありますが、ほうれい線への影響を考えると得にセルフマッサージの場合は弱い力で行う方が無難です。

低刺激だからマッサージ効果がないと考えてしまう人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

低刺激でも効果が出やすいマッサージ方法を正しい知識の下で行えば、ほうれい線への効果は十分に期待できますので、ぜひ習慣として取り入れていくと良いと思います。

コメントする