顔イボって何でできるの?原因は老化やウィルスと関係
小さなドーム状に膨れ上がったイボは、鏡を見る度に気になってしまいますね。指で触ったり、皮を剥がしたりしているうちに、どんどん広がってしまうこともあります。
顔にできたイボなら、跡が残ってしまっては大変。きれいに治すには、イボの原因を知って適切なケアを行うことです。
イボは原因によって、お医者さんの治療が不可欠なものと自宅で治療可能なものに分けられます。
【ウィルス性イボ】ウィルスが原因でできるイボ
ウィルス性イボはヒトパピローマウイルスの感染によるものです。若い人に多く見られ、治療をすれば比較的はやめに治すことが可能です。
ウィルス性イボは発見し次第、早急に医者にみせるのがベストです。ウィルスは、手で触ったりイボが潰れたりした拍子に周囲に広がる可能性が多分にあるからです。
皮膚と同じ色、もしくは透明で小さい粒を発見するのは難しいです。ただ、顔イボの場合は比較的目に付きやすいかもしれません。
ウィルス性イボの原因はヒトパピローマウイルスによる感染なので、ウィルスに感染しないようにすることが大事です。
【ウィルス性イボ原因1】ウィルスの侵入による感染
- 汚い手で顔を触る
- 吹き出物をつぶしてケアしない
- 顔の毛を処理してそのまま
上記のような経験がある人は要注意です。ウィルスは至る所に存在し、侵入の機会をうかがっています。汚い手で顔を触れば、ウィルスを顔につけているのと同じこと。
些細な傷なら気にしない人も多いですが、そこにウィルスが侵入すればイボに発展することも多分に考えられます。顔の傷は小さくても消毒をしてきちんとケアをしましょう。
顔を触る癖のある人も気を付ける必要があります。不用意に触らないことがイボ予防になります。
【ウィルス性イボ原因2】免疫力低下による原因
例えば、ウィルスが侵入したとえしても免疫がしっかりしていれば、ウィルスに侵されることはありません。他方、免疫の弱ったところにウィルスは住み着いてしまいます。
免疫が低下した身体はウィルスが住みやすい環境なのです。
免疫を高めるには規則正しい生活を心がけることです。規則正しい生活は、バランスの良い食事と適度な運動で成り立っています。
規則正しい食生活や皮膚の衛生管理をすることでウィルス性イボの発症はある程度抑えられるはずです。
【老人性イボ】老化が原因でできるイボ
老人性イボは主に肌の老化が原因で発症します。医者による治療というより、日頃のスキンケアが重要になるのが老人性イボです。
肌の老化が原因でできる老人性イボは避けようがないように思えますが、同じ年齢でも老人性イボにかかる人とそうでない人がいます。鍵は、肌の健康度合いです。
肌が健康であれば、老化もゆっくりのはず。当然、老人性イボもできにくくなります。
【老人性イボの原因1】紫外線による肌老化
肌の老化を早めてしまう最も大きな原因は紫外線です。
日焼け止め対策は必須ですが、例えば紫外線をたくさん浴びてしまっても事後のケアで何とかなります。美白成分の入ったパックや化粧品を使用しましょう。
日光を浴びたことで失われるビタミンと水分を早急に補給してあげることです。肌健康には、紫外線対策と保湿が欠かせません。
【老人性イボの原因2】ケア不足による荒れ肌
美しい肌を保つのに大事な要素はターンオーバーです。古い角質を捨てて、新しい肌へと生まれ変わるサイクルを繰り返すことで正常な肌を保てるのです。
ターンオーバーのサイクルは人によって違います。早い人は28日だそうです。他方、いつまでも古い角質が肌に居座っていたら、やがてはそれが老人性イボの原因となります。
【老人性イボの原因3】不規則な生活による疲れ肌
- 喫煙
- 睡眠不足
- 食生活の乱れ
- ストレス過多
上記のような生活習慣の乱れは肌健康を害します。老人性イボの原因ともなり得ることは言うまでもありません。
とはいえ、忙しい生活の中で睡眠不足やストレスとある程度、戦わなければいけないのが現実です。
一番気を付けたいのは、食生活です。バランスよく栄養がとれていれば、免疫が保たれるのでストレスや睡眠不足でも肌健康を保てるのです。
和食中心で野菜多めの食事を心がけましょう。甘いものや脂肪分の多い食事はなるべく避ける方が無難です。
自宅でケアできるイボもあるので、まずは原因を知ろう!
ウィルス性イボを自宅で治療するのは困難ですが、老人性イボならできないことはありません。ウィルス性イボはウィルスの撃退が肝なので、医師による薬の治療が欠かせません。
一方、老人性イボの根本原因は肌ケアです。気になるイボをレーザーで除去してもらうのはあくまでも一時的な治療。再発防止のためには肌ケア方法を見直す必要があります。
イボにはやめに気付くことが大事です。早期治療ならコストも労力も最小に抑えられます。日頃のスキンケアを大事にしつつ、お肌の異変に気付ける余裕も欲しいですね。
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