ゴルゴラインを整形でなかったことにできる?美容クリニックの施術方法
ゴルゴラインを解消する方法の中で、美容クリニックでの整形術について紹介します。
「整形」と聞くと、顔にメスを入れて何日も顔を包帯でぐるぐる巻きにされて…というイメージが湧く方もおられるかもしれません。
しかし現在の美容整形は、日帰りできるものがほとんどです。どのような方法があるのでしょうか。
Contents
美容クリニックでの整形は、ダウンタイムの短いものが増えている
ゴルゴラインを整形によって解消する方法は、そのほとんどがメスを使わず、ダウンタイムの短いものとなっています。
美容クリニックでゴルゴラインの解消法として行われる施術は、大きく3種類に分けられます。
- ヒアルロン酸注入
- 再生医療
- リフトアップ
一つずつ紹介します。
減少した脂肪部分に注入して解消する「ヒアルロン酸注射」
ゴルゴラインは、若い頃にはあった顔の脂肪が加齢によって減少することで、その部分がたるんで溝になることで目立つようになります。
ゴルゴラインの解消には様々なものがありますが、ヒアルロン酸注射が最も効果が高いと考えられています。
高い効果が期待できるヒアルロン酸注射ですが、以下のような副作用が現れることがあります。
- 動脈が詰まることによる、脳梗塞や失明
- アレルギー反応
- ほうれい線が目立つようになることがある
- 内出血
- 肌に凹凸が出る
さらに、注入する量を間違えると思うような結果にならないことがあるので、信頼できる医師から施術を受けるようにしてください。
またヒアルロン酸注射の効果は半年~1年しか持続しないので、継続して施術を受ける必要があります。
ヒアルロン酸注入についてはこちらもチェックしてみてくださいね。
老化した肌を若返らせる「再生医療」
ゴルゴラインはほうれい線と違って生まれたときはありません。稀に子供の頃からある方もいますが、ほとんどは肌の老化に伴って現れます。
そのため、美容クリニックで再生医療を受けて肌を若返らせることで解消することができます。
ゴルゴラインを解消する再生医療には、「セルーション」と呼ばれるものがあります。
再生医療を受けると、顔全体の印象を若返らせることができ、非常に高い効果が期待できます。
また、仕上がりの自然さやアレルギー反応の起きにくさなどからも人気の高い施術です。
ただし再生医療には即効性がないため、「今すぐなんとかしたい!」という方には不向きです。
トゲの付いた糸で引き上げる「ウルトラVリフト」
PCLと呼ばれる素材でできた、たくさんのトゲトゲが付いた糸を肌の内部に埋め込み、たるみを引き上げる施術です。
糸は2~3年で溶けてなくなり、即効性があります。ダウンタイムも短く、効果が長続きします。
高須クリニック独自のリフトアップ法「イタリアンリフト」
高須クリニックが独自に開発した「アプトス糸」を肌の内部に埋め込んで皮膚を引き上げる方法です。
アプトス糸は、毛羽立っており、この毛羽立ちが皮下組織を引っかけて自然にリフトアップします。
イタリアンリフトもまた、糸の周りでコラーゲンやエラスチンの合成を促すため、リフトアップに加えて肌の若返り効果をもたらします。
施術後は、約1週間後から効果が実感できるようになり、8~10ヵ月かけて完全に体内に吸収されます。
伸縮性のある糸で引き上げる「スプリングスレッド」
「スプリングスレッド」という伸縮性のある特殊で強力な糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げる方法です。
この糸にはさらに「コグ」と呼ばれる突起が高密度で付いており、肌の組織に引っかかりやすくなっています。
また、スプリングスレッドも体の免疫反応によって糸の周りでコラーゲンなどが生成され、肌そのものを若返らせます。
スプリングスレッドに使われる糸には伸縮性があるため、引きつりを感じにくいというメリットがあります。
メスを使い、切って引き上げるリフトアップ術
ダウンタイムの短い、メスを使わない整形術が主流となりつつありますが、切って引き上げるリフトアップ術は効果の高さが魅力です。
その方法は、生え際の皮膚を切除して皮膚を引き上げて縫合するというものです。目立たない場所ではありますが、わずかに傷が残ります。
しかしリフトアップ効果は高く、しっかりとたるみを引き上げることができます。
ゴルゴラインの解消において、リフトアップ術には否定的な意見もある
医師の中には、リフトアップ術は、ゴルゴラインの解消には向かないと言う医師もいます。
また実際に施術を受けた人の中にも、リフトアップ術で効果を感じられなかった方もいます。
リフトアップの方法については、こちらの記事に詳しく書いてあります。
たるみの症状は人それぞれ。自分に最適な施術を選んで
シワやたるみには個人差があるので、「この施術は必ず効果がある」と言い切ることはできません。
実際に自分の症状を医師に診てもらった上で、どの方法を選ぶかしっかり相談してください。
後悔する結果にならないよう、信頼できる医師を探すことも大切です。
また、整形の前にできることもありそうです。色々と試せるものを試してみるのもありですね。
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