リップティントの上手な使い方。落ちにくくて発色長持ち!
リップメイクは顔の印象を左右する重要なポイント。でも従来の口紅やグロスは落ちやすいし、最悪の場合着替える時に服に付いた、なんてこともありますよね。
そこで最近注目されているアイテムがリップティントです。韓国で生まれたこのコスメ、日本でも人気が出て様々な化粧品メーカーが取り扱っています。そんなリップティントの特徴や使い方などをご紹介していきたいと思います。
Contents
リップティントってどんなもの?口紅との違いは?
前述の通り、リップティントは韓国発祥のメイクアイテムです。通常の口紅が唇の表面に顔料で色をつけるのに対し、リップティントは染料を用いて唇を染めるコスメ。
体温や唇の元の色、水分量やpHなどにより発色の具合が変わってくるため、人によって若干異なった発色となるのも特徴です。形状はチューブタイプ、ボトルタイプ、スティックタイプと様々。
色持ちは約半日程度。ひと口にリップティントといっても幾つかのタイプがあります。
- パックタイプ
- 塗ってしばらく置き、乾かしてから剥がすタイプのティントです。
ティントの中でも色持ちが良いのですが、通常のクレンジングなどでは落ちにくいのが難点。
- ウォータータイプ
- 水をベースに染料が配合されています。サラっとしたテクスチャでよく伸び、マットな仕上がりに。
浸透しやすく色の定着度が高いのですが、その分沈着しやすく、唇が乾燥しやすいタイプです
- オイルタイプ
- 美容オイルが配合されています。他のタイプに比べて保湿力が高く、しっとり感が続きます。
よく伸びてムラになりにくく、ツヤ感のある仕上がりが特長。
- 綿棒タイプ
- 綿棒の軸の部分に液状のティントがセットされており、先端に染み込ませて使います。(片側で塗り、片側でぼかします。)
1回使い切りで衛生的ですが、比較的落ちやすいようです。
ここが凄い!リップティントの効果
何よりも落ちにくく、色持ちが良いのがリップティントの特長と言えるでしょう。多少飲み食いした位では落ちませんし、うっかり服や歯についてしまった…という事もありません。
口紅のようにカップに跡が残ったりしないのも嬉しいところ。忙しい方やこまめにメイク直しするのは面倒くさい、という方にもピッタリです。
また、ベタつきが無いので口紅のような「塗ってる」感もありません。重ねづけで濃淡を出したり、グラデーションにする事も可能です。落ちにくいとは言えクレンジングや専用リムーバーでオフする事が出来ます。
知っておきたい、リップティントのデメリット
「皮膚を染める」というこれまでに無かったタイプのリップコスメですが、口紅と比べると多少刺激が強く、肌に優しいものではありません。
角質のタンパク質と結合する事で、人によってはアレルギー反応の出る物質に変化すると言われています。肌の弱い方は皮が剥けたり、かゆみが水疱が出ることもあるので、使用の際は注意が必要です。
また、つけてから発色するまで数分の時間を要しますが、この間飲食をする事は出来ません。人によって発色の具合が異なるため、望み通りの色が出ない…という事もあります。皮膚がターンオーバーする事で色が落ちていきますが、一時的に色素沈着を起こす場合も。
リップティントを使うと唇が乾燥しやすくなるため、意識して保湿するよう心掛けたいものです。出来れば毎日使用するのではなく、目的によって口紅と使い分けるのが理想的です。
綺麗に色を出すための、上手なリップティントの使い方
それではリップティントの使い方を見ていきましょう。特に難しい事はありませんが、なるべく綺麗に発色させるため、以下のような方法でつけてみて下さいね。
- まず、リップクリームなどで保湿をしておきます。ティントは唇が乾燥しやすい為、忘れずに行って下さい。
特に保湿効果が高く、下地としても使える唇用の美容液がおすすめです。この時軽く唇をマッサージして血行を促すと発色がよくなりますよ。 - コンシーラーで唇の元々の色を消します。輪郭となる色の境目も消し込んでおきましょう。
- はじめはやや少なめの量でティントを塗っていきます。グラデーションにしたい場合は、唇の中央に色を置き、指や綿棒などで馴染ませるように外側へ広げます。
- 塗り終わったら上下の唇を軽く合わせて馴染ませます。数分経つと発色してきますので、色の具合を見ながら好みに応じて重ねづけしましょう。
部分的に重ねづけして濃淡を出してもOK。中央を濃いめにすると立体感のある仕上がりになりますよ。更に上からグロスを塗るとツヤ感をプラスできます。
なるべく綺麗にオフするには?リップティントの落とし方
色持ちの良いリップティントは通常のメイクオフでは落ちにくいため、しっかり落とせるオイルタイプのクレンジング剤や、ポイントリムーバーを使うのがおすすめです。また、ティント専用のリムーバーも販売されています。
唇の皮膚はとてもデリケートですので、落とす際にくれぐれもゴシゴシこすったりしないように。摩擦が唇にダメージを与えることになります。
リップティントは皮膚を染める為、放っておくと色素沈着しやすくなります。必ず落とすようにしましょう。そして、ティントを落としたあとは唇を保湿するのも忘れないように。時々リップスクラブをして、古い角質を落としてあげると沈着を防ぐことが出来ますよ。
便利なリップティント。上手に活用してメイクの幅を広げよう
リップティントについて理解して頂けたでしょうか。ティントを使うとリップメイクのバリエーションが増えてお化粧がもっと楽しくなると思います。特徴を理解して上手にリップコスメを使い分けながら、ティントを活用して下さいね。
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