唇の色が薄い原因は冷えにあった?健康的な唇の色を手に入れる方法!

異性へのアピールや、女性らしさを象徴する顔のパーツといえば、唇ですよね。

その柔らかさやみずみずしさはもちろん、気になるのはその色です。

健康的な、ピンク色の唇は憧れますよね。

いくら口紅で色味をごまかせるからと言って、すっぴんの唇に自信が持てないのでは、意味がありません。

まずは唇の色が薄い原因を探り、その対策を練りましょう。

唇の色が薄い原因

そもそも唇が赤く見えるのは、唇の皮下、すぐ下に毛細血管があるため。唇は、血の色で赤く色づいているんです。

そして、唇の皮膚はとても薄く、繊細です。そのため乾燥や日焼けで荒れやすい箇所でもあります。

となると、唇の色が薄く見える理由は、おのずと見えてくるのではないでしょうか。

慢性的な貧血

唇の色が薄い原因として最も多いのが、慢性的に貧血気味であること。

唇の薄い皮膚のすぐ下を流れる血流。この量が多い人と少ない人では、やはり見える赤さが違います。

毎月生理で血を流す女性は、男性よりも貧血になりやすく、常に血が不足しやすい状態にあります。

貧血しがちな人は、鉄分を意識的に摂るなど、インナーケアをしっかりしてあげることが大切です。

体が冷えていることでおこる血行不良

女性の敵は、貧血だけではありません。体の冷えも大きな悩みですよね。

体が冷えると、私たちのからだは、これ以上冷えないように、自律神経によって血管を収縮させ血流を少なくさせるはたらきをします。

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先に述べたように、毛細血管を通る血液によって赤く見えている唇ですから、血管が収縮してしまえば、やはり唇の色は薄く見えてしまいます。

冷えは唇の色だけでなく、女性にとって様々な問題を引き起こす原因にもなりえますので、注意が必要です。

また、冷たいものや夏が旬の食べ物・フルーツなどをよく食べる人も唇の色が薄くなる原因になっています。

実はこれらはすべて身体を冷やす食べ物。内側から冷やされることで、より血行不良がおこりやすくなってしまうんです。

暑いからと言って冷たいものばかり飲んだり、体を冷やす食べ物を食べ過ぎないように気を付けてくださいね。

唇だって日焼けする。紫外線・日焼けダメージ

唇は顔のパーツのなかでも

  • 特に皮膚が薄い
  • 皮脂腺が少ない
  • メラニンが少ない

上記の理由で、紫外線のダメージを受けやすいパーツです。

メラニンは着色してしまうはたらきがあり、美容からの目線では悪く捉えられがちです。しかし、それ以外にも、紫外線を必要以上に吸収しようとするのを止めるはたらきがあり、実は体にとってなくてはならない色素です。

紫外線を受けて日焼けをしてしまうと、肌のうるおいを保つコラーゲンや、そのコラーゲンを結びつける役割をもつエラスチンがダメージを受けてしまいます。

ダメージを受けてしまった唇は、ハリ・弾力が減少し、しわの原因になります。

唇のしわが濃くなれば、血流の見えずらくなりますから、唇の色も薄くなる上にくすんだようにも見えてしまいます。

日差しが強いところでは肌の日焼け止めだけではなく、UVカットのリップクリームや口紅を使用するようにしましょう。

日ごろのストレスがたまって体調を崩す

唇も肌の一部ですから、やはり日ごろのストレスがあらわれる箇所でもあります。

特に、ストレスによって

  • 胃が痛む
  • 頭が痛くなる
  • だるくなる

など、体の内側から不調になってしまう人は要注意。

体調の変化によって血色が悪くなってしまうと、唇の色も悪くなってしまいます。

心身ともに健やかにいれるよう、ストレスは日ごろから発散するように心がけましょう。

唇を掻きむしる・皮をはがす

唇の荒れを直している最中に気になるのが、「かゆみ」ではないでしょうか。

ついかゆくて掻きむしってしまったり、はがれかけの皮をぺりぺりとはがしてしまったりしていませんか?

実はこれも唇の色が薄くなってしまう理由。

唇をかく・はがれかけの皮を手ではがす
→古い皮と一緒に新しい皮もはがれてしまう
→また新たに皮膚を作ろうと過剰再生
→唇の皮が厚くなる
→新しい皮ができてくるとかゆみが出てくる
→唇をかく・はがれかけの皮を手ではがす…

このような負のサイクルで少しずつ唇の皮が厚くなってしまいます。

先に述べたように、唇が赤く見える理由は皮下血流が透けて見えることにありますから、皮が厚くなってしまった分、血流が見えずらくなり、色が薄くなってしまいます。

唇が荒れている時にはなるべく触らずにケアを優先しましょう。

唇を舐めるクセがある人も、唾液の水分蒸発のために唇が乾燥しやすく、乾燥してしまうと皮膚の過剰再生につながります。痛みやかゆみを感じても唇を舐めたりせず、リップクリームなどでケアするようにしましょう。

過度なダイエットによる栄養失調

ここまで述べた通り、唇の色が赤く見えるのは「血」のおかげです。

過度のダイエットや偏った食生活によってその血がうまく作られなければ、

  • 血色が悪くなる
  • 血行が悪くなる
  • 血液量が少なくなる

などがおこり、当然唇の色も薄くなってきてしまいます。

無理な食事制限や、ひとつの食材ばかりを食べ続けるような、過度なダイエットでは、血液を作るのに必要な栄養を充分に摂ることができません。

栄養失調の状態では顔色も悪くなりますし、唇の色ももちろん健康的なピンクや赤ではなく、白っぽく薄い色になってしまいます。

忙しい毎日の中でバランスの良い食事を摂るのは大変かもしれませんが、心がけひとつ、するのとしないのとでは大きく違ってきます。

まずは意識的にバランスの良い食事にするよう意識し、過度なダイエットはやめましょう。

加齢によるくすみや、更年期障害

「若いころは赤い唇をしてたのに、いつのまにか色がくすんで薄くなった…」なんてことはありませんか?

加齢による唇の色のくすみは医学的に証明されており、また、更年期障害のなかでも「瘀血(おけつ)」と呼ばれる、血行不良を起こしやすいタイプの人は、唇の色が薄くなることがあります。

ですが、加齢によるくすみや更年期障害が原因であったとしても、きちんとケアをすれば健康的な唇の色は手に入れられます。

思い当たる人も、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。

健康的な唇の色になるために、スペシャルケアを取り入れて!

健康的で魅力的な唇になるには、毎日のケアは欠かせません。

きちんとケアをすれば、唇の色の改善はもちろん、ハリのある柔らかリップも夢じゃありません。

一朝一夕にはいきませんから、毎日コツコツと行うことが重要です。

体の内側からケア!貧血予防の食事で血色を取り戻す

まずは血行が悪い・貧血気味など、体内を巡る血にトラブルがある人は、普段の食事を気を付けることから始めてみましょう。

貧血には、鉄分の多い

  • レバー
  • かつお
  • まぐろ
  • 納豆
  • 厚揚げ
  • 小松菜
  • ひじき

などが良いとされていますが、単品で食べるよりも、ビタミンCと一緒に摂取することでその効果が増大します。

ビタミンCを含むフルーツや野菜はもちろん、意外なところではお茶(煎茶や玉露)もビタミンCを多く含んでいるため、一緒に摂るように心がけましょう。

とは言え、外食が続くとなかなか思うように摂取できないこともありますよね。

そんなときには、サポートとして鉄分とビタミンCが摂れるサプリメントを取り入れてみてください。手軽に必要な成分を摂取することができますよ。

貧血の解消は、唇の血色改善はもちろん、体の調子を整えることができます。

唇マッサージをして血行促進

血行促進のためにはマッサージが効果的。それは唇も例外ではありません。

注意が必要なのが、腕や足とは違い、皮膚が非常に薄いことです。

何もつけずにマッサージをしてしまうと、摩擦でこすれてしまい、唇の色がくすむくともありますので、必ず摩擦が起こらないようにクリームを塗りましょう。

唇のマッサージクリームは、とろみのある美容液や薬局で売られているワセリンがオススメです。

市販のリップスティックでマッサージをする人もいますが、摩擦防止には不十分。指を少し肌から浮かせられるぐらい、とろみがあるものを選ぶようにしましょう。

マッサージの方法は簡単です。

  1. マッサージクリームを唇全体に薄くつける。
  2. 指にマッサージクリームを多めにとり、唇の真ん中へ。
  3. 上唇・下唇のそれぞれ中心から口角に向かってクルクルとマッサージをする。
  4. それぞれ3回ずつ繰り返す。

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摩擦を防ぐため、決して力をいれてはいけません。すべるように軽く、唇の上をなでるようにマッサージしてください。

クリームを使うため、マッサージのタイミングはクレンジング後がオススメ。毎日コツコツ行うようにしましょう。

唇パックで乾燥を防ぐ

先程説明した通り、乾燥は唇の色が薄くなってしまう原因になりえます。

週に一度のスペシャルケアとして、唇パックを取り入れましょう。

唇パックはドラッグストアで手軽に手に入れることができます。ひと月でおよそ500円前後なので、コスパもいいですよ。

もっとコスパを追求したい人には、リップ+ラップがオススメ。特に、お風呂上りなど、唇が潤った状態でやると効果的です。

  1. 潤った唇の上に、手持ちのリップクリームやリップスティックで、満遍なく唇をおおう。
  2. 口の大きさに切ったラップを唇に貼る。
  3. 5分~10分置く。
  4. ラップをはがし、残っているクリームで唇をくるくるとマッサージする。

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マッサージ後もクリームが残ってしまった場合には、化粧水を少し染み込ませたコットンで優しくふき取るようにしましょう。乾いたティッシュなどで強くこすると更なる乾燥とくすみの原因になります。

厚い唇だって諦めない。正常なターンオーバーを促す

一般的に言われる肌のターンオーバー(新陳代謝)は28日周期ですが、唇のターンオーバーは7日程度と言われています。

加齢とともにターンオーバーに要する日数は増えていきますが、これ自体は実は悪いことではありません。速さだけに着目するのは、意外にも落とし穴になるんです。

ターンオーバーが正しく行われないと、肌や唇の皮膚の改善は行われません。ただ無闇にターンオーバーを繰り返せばいいということではないんです。

正常なターンオーバーに必要なのが、

  • バランスの取れた食事
  • 適度な運動
  • 良質な睡眠
  • ストレスをためない

など。インナーケアが重要になってきます。

身体の中を整えて、あなたにとって正常なターンオーバーを促すことにより、初めて「ターンオーバー=肌の改善」という図式ができあがります。

正常なターンオーバーを繰り返せば、刺激によって分厚くなってしまった唇も、ゆっくりと元に戻すことができるんです。

今すぐ赤い唇を手に入れたいなら、カプサイシン!

これまでご説明した通り。唇の色を根本的に解決するには、インナーケアが必須です。

ですが、急なお呼ばれや食事会など、「今すぐに」赤い唇を手に入れたいこと、ありますよね。

もちろん赤い口紅を引けば唇の地色はごまかせますが、地の色が暗いと、口紅の色も心なしくくすんでしまいます。

一時的にではありますが、赤い唇を手に入れる方法が、実はあるんです。

キーワードは「カプサイシン」。

唐辛子が代表とされるカプサイシン入りのリップ(グロス)が、あなたの助けになりますよ。

カプサイシン入りのリップ(グロス)には、血行を良くして、唇をふっくらさせる効果があります。

代表的な商品はこちら。

(Dior Addict LIP MAXIMIZER)

(M・A・C プラッシュガラス)

地色から唇の色を改善できれば、メイクだってお出かけだって楽しくなりますよね。

唇の色改善で若返り効果も。今夜から実践してみよう

唇の色は、血の色。ここまでご紹介した通り、健康的な唇の色を手に入れるには、インナーケアを徹底しなければなりません。

「徹底」というと大変そうに聞こえますが、唇のために「してはいけないこと」と「した方がいいこと」を念頭に置き、少しずつ実践するだけでもいいんです。

血のめぐりを良くすることは、唇だけでなく、私たちの体にも大いにプラスになります。

また、ハリのある健康的な唇は、周りにも好印象を与えますし、若返り効果も狙えます。

まずは今夜、マッサージから取り入れてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、健康的な唇の色を手に入れてくださいね。

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