押すだけ楽チン!ほうれい線を消すためのツボの刺激方法と期待できる効果
加齢とともに顔の筋肉がたるんでしまったり、肌表面の張りがなくなってくることでほうれい線が目立つようになります。
さらに、顔の代謝が落ちるなどして肌の潤いやハリが失われたり、年齢肌、乾燥肌やたるみが重力に負けてしまうことで肌が下がり、しわやほうれい線がさらに際立つ悪循環にも陥りやすいです。
そこでおすすめなのが、東洋医学の理論に基づいた顔のツボ押しによるほうれい線解消のマッサージです。
今回は、ほうれい線に効くツボとツボごとの押し方、注意点についてご紹介します。
Contents
ほうれい線に効くツボは主に3つ!場所と押し方
ほうれい線に効くツボは、どれも顔の上にあります。どれも東洋医学に基づいて考えられているツボで、ほうれい線解消の効果以外にも様々な効果があります。
- こりょう
- ちそう
- げかん
それぞれのツボの位置と押し方、注意点についてひとつずつ詳しく見ていきましょう。
【こりょう】「笑顔のツボ」でたるみとゆがみを改善
肌のたるみや顔の血行が悪い状態、むくみなどを放置しておくと、ほうれい線やしわにつながりやすくなります。
これを解消するのにおすすめなのがこりょう(巨りょう)というツボです。別名「笑顔のツボ」とも呼ばれています。
こりょうを刺激することで期待できる効果
- 上唇を引っ張る頬の筋肉への刺激
- 肌のハリ改善
- 頬のむくみ、たるみの改善
- 口元、目元のゆがみ改善
- 肌の皮脂分泌を正常化する美肌効果(油性肌、乾燥肌にも効果的)
- 血行促進
ツボの場所
鼻の両脇にあり、小鼻の外側と黒目の中心からまっすぐに下に降ろした線が交わるところにあります。
こりょうの押し方
- 指の腹を使って、指を肌に対して垂直にしてゆっくりと軽く押します。
- 左右同時に5秒間押し、ゆっくりと離します。
- 1,2を5回程度繰り返し、リラックスした時間を過ごします。
【ちそう】ダイエットにも効果的
口角が上がらずに重力通りに下がってしまっていると、よりほうれい線が目立ちやすい表情の癖になってしまいます。
それを改善するためにおすすめなのが、ちそう(地倉)のツボを刺激することです。口のまわりの筋肉をほぐすことで口角が上がりやすくなる他、気の巡りをよくするとも言われています。
ちそうを刺激することで期待できる効果
- 口周りの筋肉を柔らかくする
- 血行改善
- 顔のむくみ、筋肉の凝り解消
- 肌ツヤ向上
- 胃の温度を下げることによる食欲抑制、ダイエット
ツボの場所
口元のすぐ横、口角の外側のほうれい線に近い場所にあります。
ちそうの押し方
- こりょうよりも強め、心地よいと感じられる力加減で、左右同時に5秒間押します。
- ゆっくりと離します。これを5回程度繰り返します。
- 慣れてきたら、指の腹で円を描くように押してマッサージするのもおすすめです。
【げかん】顔の新陳代謝アップや耳鳴りにも効果的
顔全体の血の巡りをスムーズに整えて血行促進を行うだけでなく、新陳代謝を上げたりリンパを流すのを促したり、女性にとってうれしい効果がたくさんあるツボがげかん(下関)です。
歯の痛みや耳鳴りにも効果的であり、顎の関節が痛い時に痛みを和らげる可能性もあるとされています。
げかんを刺激することで期待できる効果
- 血行促進
- 新陳代謝を上げる
- 筋肉を引き上げるリフトアップ
- リンパの流れをよくする
- 小顔効果
- 顔のむくみ、たるみの改善
- 歯痛、耳鳴り、顎関節痛の緩和
ツボの場所
耳の裏側にある付け根部分で鎖骨に沿って凹んだところにあります。手を当てて口を開けた時に骨が持ち上がるのを感じる部分です。
げかんの押し方
- 指の腹をツボに当て、皮膚を上に押し上げるように優しく5秒ほど押します。
- 右左同時に押したらゆっくりと離して、再び押すのを5回程度続けます。
耳鳴りや歯痛への効果は一時的なものであり、根本的な解決を行うわけではありませんので、症状が長く続いている場合は早めに専門の病院など医療機関を受診して治療を受けるようにしてください。
ツボを押すことでほうれい線対策!
身体のツボはある程度強く押しても問題ありませんが、顔のツボは肌を傷つけてしまうことを防ぐためにも、優しくゆっくりと押すように心がけましょう。
爪を立てないように注意してツボを刺激するのを毎日習慣化することで、徐々にほうれい線にも働きかけていきます。
日常生活の中で顔のツボ押しを取り入れ、ほうれい線対策をはじめとするアンチエイジングを習慣化していけると良いですね。
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