メイクで即効にできるほうれい線の消し方!正しい方法で若々しい顔作り

ほうれい線に即効性がある方法で直そうとしている女性

ほうれい線を手っ取り早く隠す方法の一つに、メイクがあります。

しかし、厚く化粧品を塗ると皺部分でよれてしまってかえって老けた印象を与えてしまうこともあります。

実は、ほうれい線のカバーメイクにはほうれい線ならではのコツがあり、ほうれい線の種類によって方法を変えることがポイントとなります。

実際にほうれい線を目立たなくするカバーメイクアップ術についてご紹介していきましょう。

ほうれい線には大きく分けて2種類!メイク方法も分けよう

実は、ほうれい線には2つ種類があるのをご存知でしょうか。

  • 皮膚のたるみによって生じた筋の濃いほうれい線
  • 乾燥や小じわによって生じた比較的薄いほうれい線

それぞれのほうれい線をカバーする際には、メイク方法も合う形に工夫することで、より高いカバー力を期待することが出来ます。

では、実際にどのようなメイク方法があるのか、2つのほうれい線別に見ていきましょう。

ブルドッグ線は目線を散らして顔全体の印象を若々しくするメイク!

皮膚のたるみによって生じる濃いほうれい線は「ブルドッグ線」とも呼ばれ、非常に厄介なものです。

根本的な解決のためには皮膚のたるみをどうにかするしかありませんし、メイクする際に皺部分にコンシーラーなどを塗ってカバーしようとしてしまうと、皺の深さゆえにかえって悪目立ちする可能性が高いです。

そのため、たるみによる深いほうれい線へのアプローチは、顔全体に目線を飛ばして顔全体の印象を若々しくすることで、ほうれい線を視覚的に目立たなくすることが最適です。

メイクをする際の具体的な手順を見ていきましょう。

ベース編
  1. 下地とファンデーションは日頃使っているものを普通に塗って構いませんが、厚塗りにならないように注意しましょう。
  2. ベースが出来たら、ほうれい線以外のエイジングで気になる部分(シミ、小しわなど)に、コンシーラーを少量取ってトントンと置くように乗せます。※個人的には固めのテクスチャのコンシーラーの方が使いやすいと思います。
  3. 口角部分にコンシーラーを乗せて上昇ラインを作り、口元をキュッと上げます。
  4. コンシーラーでカバーした部分は、上からルースパウダーでしっかりと押さえておきます。
ポイントメイク編
  1. アイシャドウはある程度パール感のあるものを、まぶた全体とほお骨の高い位置、目元のくぼみ部分、下まぶたの目頭部分に入れます。
  2. アイライン、マスカラはやりすぎない程度にしっかりと入れれば特別の工夫はいらないです。
  3. チークは、鼻の先と耳の前を結んだ中間点(頬骨の一番高い位置の少し下あたり)を中心として、口角でも描いた上昇ラインを意識しながら、上に向かってぼかしていきます。

ポイントメイクもコツを抑えることで、顔がキュッとリフトアップしたような印象を簡単に作ることが出来ます。

このようなメイク方法を行うことで、ほうれい線自体に特別なことをしていなくても、顔全体の血色がよくなり、リフトアップしたような印象を与えてほうれい線を目立たなくすることが可能です。

薄いほうれい線は直接カバーで対策

ブルドッグ線までいかない、皺の延長くらいのほうれい線へのアプローチは、ほうれい線のしわに直接的にコンシーラーやパウダーを置いてカバーする方法が有効です。

ただし、乾燥によってメイクが崩れたり余計に小じわを増やしてしまうことにもなりかねませんので、メイク前のスキンケアと保湿は念入りに行うようにしてください。

ほうれい線を直接カバーする場合、ナチュラルさを優先したいのであればパウダリーのファンデーション、つやを出したいのであればリキッドファンデーション、しっかりとカバーしたいのであれば両方を使うと良いでしょう。

では、メイクアップ方法を見ていきます。

  1. 下地を普段通りに塗ります。明るめの色だとほうれい線を隠しやすいです。
  2. ホワイトパールの入ったハイライトパウダーか明るい色のコンシーラーを細めのブラシでほうれい線に伸ばし、指でよくなじませます。
  3. 同じように、パウダーファンデーション(またはリキッドファンデーション)をブラシに取ってほうれい線に乗せて馴染ませます。厚塗りしないことがポイントです。
  4. 最後に顔全体にパウダリーファンデーションもしくはフィニッシュパウダーを使ってメイク全体を馴染ませます。
ほうれい線のしわ部分に最初に直接ホワイトパールなどの明るい色を乗せてツヤを出してあげることで、光の反射と目の錯覚でほうれい線自体の印象を薄くすることが可能です。

普段のメイクにこのひと手間を加えるだけですし、他のしわが気になる部分のカバーメイクにも使えるテクニックなどで、ぜひ取り入れてみましょう。

メイクによるカバーでほうれい線を目立たせずおしゃれしよう!

ほうれい線は一度できると非常に厄介な存在ではありますが、正しい知識とテクニックでメイクを行うことで、より美しくなるきっかけにもなります。

今回紹介した方法は、特別高価な道具を使ったりするわけではないですし、普段使っているものやプチプラでも手に入るアイテムでメイクをすることが出来るので、ぜひ気軽にトライしてみてください。

また、メイク前にはきちんとスキンケアを行って保湿し、メイク後にはしっかりと落として肌の手入れをすることも、ほうれい線の根本的なケアには大切ですので、忘れないように継続していきましょう。

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