顔のしわ取りテープ、実は効果なし?使い方や注意点のご紹介
顔のシワを解消できるという「シワ取りテープ」。シワがある場所をテープで引っ張り、たるんだ皮膚を伸ばします。
本当にテープを貼るだけで、シワを解消できるのでしょうか?
シワ取りテープは2タイプあります
「シワ取りテープ」にも種類があり、主に以下の2タイプがあります。
- シワに直接貼るタイプ
- 皮膚を引っ張ってシワを伸ばす、リフトアップタイプ
それぞれの特徴と、使い方をご説明します!
自宅使いに!シワに直接貼るタイプ
シワに直接貼るタイプは、テープの裏側に粘着シールがついています。剥離紙をはがして貼るタイプや、水に濡らして粘着させるタイプもあります。
気になる場所に直接テープを貼り、シワの溝を伸ばせます。テープを貼っていることが丸わかりですので、家にいるときや就寝時に使ってください。
【イラスト化画像2-1】
出典:http://monkolife.net/happy/siwatape/
目立ちにくい!皮膚を引っ張るリフトアップテープ
気になるシワが一番伸びる箇所を引っ張るようにテープを貼り、シワを伸ばします。リフトアップテープとも呼ばれます。
【イラスト化画像2-2】
出典:http://chezmoi-co.com/item/others/siwanontape.html
外出時の利用もできる前提で作られており、テープが透明で目立ちにくいです。貼った上から化粧できるタイプも多いです。
目元のシワには「こめかみからおでこ」に向かって貼るのが効果的です。目自体を大きく見せる効果もあります。
ほうれい線には「耳の後ろ」に貼ります。口角や顎周辺のフェイスラインも引き上がり美しく見えます。
しわ取りテープを使うときの注意点
便利だからとしわ取りテープをよく理解しないまま使うと、別のシワを作ったり、肌トラブルを起こす可能性もあります。
使う際の注意点をご紹介しますので、ご覧ください。
どちらのタイプのテープにも、デメリットがあります
残念ですが「シワに直接貼るタイプ」「リフトアップテープ」どちらにも注意点があります。シワをより悪化させたり、別のトラブルを起こさないように確認してください。
【シワに直接貼るテープのデメリット】
- 「横向き」や「うつ伏せ」で寝ると、テープの周りが枕で圧迫され跡がつく
- 貼っている間に口を動かすと、テープと皮膚の間に隙間ができ効果が薄れる
- 体質によってはかぶれる
【リフトアップテープのデメリット】
- 引っ張りすぎて皮膚が伸び、別箇所のシワやたるみが進行しやすい
- フェイスラインからシワを引っ張るため、テープに負荷がかかり効果が続きにくい
- 汗をかくとテープがヨレて、目立つ場合がある
- 肌が引っ張られているため、違和感のある表情になる場合がある
- 体質によってはかぶれる
違和感のない表情を保ちながらシワを引っ張れる位置にテープを貼り、万が一ヨレても髪で隠せるようヘアアレンジにも工夫をして…と、とても大変!
適度な大きさのテープを軽く貼りましょう!
テープを貼る際に、上から指や爪でゴシゴシ押さえつけるのはNG!はがす時に肌が大きく引っ張られダメージを受けます。
「もっとシワを伸ばしたい」「途中ではがれないようにしたい」からと、強く押さえつけないようにしましょう。軽い力で剥がせるよう、そっと貼りましょう。
また、テープが大きすぎると、周りにシワをのばした分の「肌のヨレ」ができてしまいます。貼ったテープの周りに、新しいシワができてしまう事もあります。
しわ取り用でないテープの代用は止めて!
ケガなどでガーゼを固定するために使う「サージカルテープ」。これを眉間などに貼り、シワ取りテープに代用する方もいるようです。
医療用とはいえ、シワ取り用のテープ以上に肌への刺激になり、皮膚へ負担がかかるかもしれません。
また、絆創膏は粘着力が強すぎるため、はがす時に肌を傷める確率が上がります。
セロハンテープなど、肌へ貼る目的以外のテープは論外!通気性が悪く、かぶれなど肌トラブルを引き起こす可能性が強まります。
テープを貼り続けても、シワの根本的な解決はできません
しわ取りテープを毎日愛用し続けても、シワの原因を治す事はできません。
なぜなら、深いシワの原因は、肌の真皮部分にある「コラーゲン」や「エラスチン」などが減少することで生まれるからです。
【イラスト化画像2-3】
出典:https://b-style.online/?p=1734
皮膚の表面をテープで引っ張っても、真皮の「コラーゲン」や「エラスチン」らが復活することはありません。シワの原因そのものは、解決は出来ないのです。
シワにはスキンケアが一番!テープは補助として使おう!
気軽に使えそうな「しわ取りテープ」ですが、別のシワや肌トラブルを起こしやすい面があります。実際に使いこなすには、テクニックが必要です。
テープは、写真撮影や同窓会・披露宴などのイベントで、補助的に使うのがいいでしょう。
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