マリオネットラインの治療。美容整形クリニックで行う方法

「ブルドッグ顔」とも表現されるマリオネットラインが目立つ顔。口元のシワが目立つようになると、何とか改善したいと思うのが女性の心理でしょう。

マリオネットラインの治療法には様々なものがありますが、ここでは美容クリニックで医師によって行われる専門性の高い治療法を紹介します。

クリニックで行われる施術には、たくさんの種類がある

マリオネットラインの原因をまずはおさらいしておきましょう。

美容クリニックで行われるマリオネットラインを改善する方法には、主に以下のものがあります。

  • 注入法
  • リフトアップ
  • レーザー治療
  • 再生医療

それぞれ詳しくみていきます。

強張った表情筋を緩めて改善するボトックス注射

食中毒の原因にもなる、猛毒のボツリヌス菌の毒素を熱で弱めて、肌に注入する方法です。

ボトックス注射を行うと表情筋が緩み、過剰な神経伝達物質が抑制されます。強張っていた口の周りの筋肉が緩むと口角が上がり、シワを取ることができます。

ボトックス注射の効果は約半年間持続します。

ボトックス注射には副作用や失敗例がある

ボトックス注射は本来、アラガン社の「ボトックス」という薬剤で行うものですが、中には中国製や韓国製などの類似の安い薬剤を使用しているクリニックもあります。

認可されていない安い薬剤を使用すると副作用のリスクが高まります。また、施術を行う医師の技術で結果が大きく左右されます。

ボトックス注射の副作用と失敗例

  • 頭痛
  • アナフィラキシーショック
  • 皮膚がたるむ
  • 口元の違和感
  • 不妊
  • 奇形児が生まれやすい
  • 表情がなくなる

ヒアルロン酸注射で肌をふっくらさせて目立たなくさせる

口角が痩せたことが原因でマリオネットラインが現れている場合は、ヒアルロン酸注射で肌をふっくらさせて改善することができます。

口角の周りにできた、脂肪の減少や下垂による段差やへこみをヒアルロン酸によって膨らませます。

注入されたヒアルロン酸は、数ヶ月~数年で肌に吸収されてなくなります。

ヒアルロン酸注射にも副作用はある

ヒアルロン酸注射の成分そのものには、アレルギーを引き起こすものは含まれていません。

しかし効果を持続させるために、余計な成分が混ぜ合わされている薬剤が使用されることがあります。

その余計な成分によってアレルギーなどの副作用が起こることがあります。またヒアルロン酸注射も、施術する医師の技術によって仕上がりが変わります。

ヒアルロン酸注射の副作用と失敗例

  • 頭痛
  • 内出血
  • しこりができる
  • 脳梗塞
  • 失明
  • 感染症
  • 均一に注入されず肌がでこぼこになる
  • 動脈に注入してしまい血流が妨げられ肌が壊死する

自身の脂肪を注入するため、副作用が起こりにくいオートファイバー法

オートファイバー法とは、自分の太ももや腹などから余分な脂肪をわずかに採取し、シワやたるみが気になる部分に注入して改善する方法です。

自身の脂肪を注入するためアレルギー反応などが起こりにくいという特徴があります。

それだけでなく、ヒアルロン酸などのように時間の経過と共に完全に肌に吸収されず、半分以上が生着するので効果が長続きするので経済的です。

副作用が起きにくいグロースファクター(EGF)注入療法

グロースファクターは、別名「細胞再生因子」とも呼ばれるもので、この細胞が存在していることによって肌の再生能力が向上すると考えられています。

しかしグロースファクターは18~20歳頃に急速に減少します。加齢とともに肌が老化するのはこのためです。

このグロースファクターを肌に注入することで、コラーゲンを作る線維芽細胞を活性化させたり増殖させたりすることができます。

注入された部分に、3~6ヵ月ほどかけてゆっくりとコラーゲンが作られ、ハリが出て、顔のシワが目立たなくなり、自然にリフトアップします。

治療前より状態が悪くなることはなく、また効果が数年間続くメリットもあります。

特殊な糸でたるみを引き上げる「スプリングスレッド」

「スプリングスレッド」という伸縮性のある特殊で強力な糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げる方法です。

これにより、重力に負けて下がってきた脂肪を元の位置に戻すことができます。

ヒアルロン酸注射などのように、本来は体の中になかったものを注入するわけではないので、副作用は起きにくく、ダウンタイムが短いとされています。

切って引き上げるリフトアップ手術

切るリフトアップ施術は、生え際の皮膚を切除して皮膚を引き上げて縫合するものです。この方法は頬骨の張り出した東洋人には不向きであると言われています。

それは、張力が顔の正面にまで及びにくく、マリオネットラインの改善には適さないからです。また効果の持続期間が短く、たるみが再発しやすいと言われています。

しかし効果が出るように改良されており、「リガメント」という顔の皮膚を骨に固定している線維組織を切断してリフトアップするという方法もあります。

リガメントを切断する方法は、効果が期待できる反面、大掛かりな手術になるため医師の高い技術が求められ、体の負担が大きく感染症のリスクもあります。

痛みが少なくダウンタイムが短い3Dリフト

針を使って皮膚に挿入孔を開け、そこから立体的な形状のコーンが付いた糸を挿入して皮膚を引き上げる方法です。

切開する必要がないので痛みも少なく、ダウンタイムが短い特徴があります。

またコーンも糸も時間の経過とともに完全に肌に吸収されるので、異物が顔に残ることに抵抗がある人におすすめです。

肌の再生能力を利用するキンタイトニングレーザー治療

赤外線IRと高周波RFが出るレーザーを肌に照射し、皮膚の奥の真皮まで熱を届かせることでコラーゲン生成を促す方法です。

真皮組織まで熱が届くとコラーゲン線維が収縮し、真皮内で炎症と浮腫が起こります。そして傷ついた細胞を修復するための新しいコラーゲン生成を促進します。

この方法は即効性は期待できず、改善が見られるようになるまでには約3週間かかります。

それは皮膚の再生にはある程度時間がかかるからです。

1ヵ月に1回の照射を5~10回ほど続ける必要があるので、注入治療を受ける方の方が多い傾向があります。

信頼できる医師に出会うことが最も大切

クリニックで行う専門性の高い治療法には、医師の技術によって結果が大きく変わってくるものが多くあります。

一番大切なことは、信頼できるクリニック、信頼できる医師に出会うことだと言えるでしょう。疑問に思うこと、心配なことは医師にしっかり相談して選んでください。

また、家でもできるケアがあります。こちらをまずはやってみてからでも遅くないのではないでしょうか。

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