【種類別】顔イボの予防法!有効な方法10つで顔にイボを作らせない

顔イボを予防している女性

きめ細やかでハリのある素肌は、女性の憧れ!でも…残念ながら、肌は調子のいい時ばかりではありません。

できてしまったイボの除去・ケアには、時間と労力がかかるので、普段から予防を意識しましょう。

イボの種類によって予防方法は多少異なりますが、どれも簡単にできるものです。顔イボ予防の基本は健康的な生活をおくって、身体の代謝を良くしておくことです。

老廃物が溜まらないように工夫することで、一年中きれいなお肌を保てますよ。綺麗なお肌は女性の心を明るくします。食生活・運動の2つに重点を置いた生活を心がけましょう。

顔イボはウィルス性か、老人性かによって予防の仕方が違います

皮膚に盛り上がってできる良性の腫瘍のことをイボと呼びます。一口にイボといっても、形や色は様々です。

大きさは1~2mm程度の小さいものや15mmにもなる大きなものまで、色も透明、皮膚の色、薄茶、濃い茶色などがあります。

至る所にできるイボですが、顔イボも珍しくありません。顔イボができた時の問題は、目立つこと。

化粧をする時や夜の肌ケアで、イボを触っていると1つ、2つと、数が増えていくかもしれません。

周囲に転移する厄介なイボは、ウィルス性イボです。他方、転移はしないものの徐々に大きくなるイボを老人性イボといいます。

老人性イボは首筋や顔など皮膚が薄く、摩擦のおきやすい場所に出来やすい特徴があります。肌の老化によりできるイボ。30代後半から出来る人が多いです。

稀に20代からできる人もいて、老人性イボには体質が関係しているとも考えられています。

イボの種類については詳しくはこちらでご確認くださいね。

【ウィルス性】顔イボは、感染経路を遮断することを一番に考えよう

ウィルス性イボはウィルスが原因でできるもの。原因がわかりやすいぶん、予防もしやすいです。ウィルス性イボ予防のキーワードは、「衛生」と「傷」の2つです。

皮膚を綺麗に保って、ウィルスを寄せ付けない!

ウィルス性イボの最大の原因がウィルスなら、ウィルスを寄せ付けないことが一番の予防法のはず。

洗顔はきちんとしていますか?重要なのは正しい洗顔を行うことです。

化粧をしている時にはメイク落としを使いましょう。洗い流すのは冷たい水です。ぬるま湯だと皮脂まで落としきってしまうからです。

ノーメイクの日は肌の休息日。洗顔も肌に刺激の少ないものを選びましょう。優しく洗えばぬるま湯を使用してもOKです。

ごしごし顔をこする洗顔は、決してやってはいけないこと。肌を傷つけ、ウィルス侵入の機会をつくってしまいます。ふき取りタオルは洗濯した衛生的なものを使用してください。

免疫力が低下しているとウィルスに負けてしまう…ビタミン・ミネラルは必須

肌ケアをどんなに頑張っても、ウィルスを100%寄せ付けないことはありません。ウィルスは100種類以上あって、至る所に存在しているからです。

少しウィルスにさらされたとしても、負けない肌力をつくる努力をしましょう。疲れている時、肌に吹き出物ができた経験はありませんか。免疫力低下の証拠です。

免疫が下がっている時にはウィルスも肌にとどまりやすく、イボができやすくなってしまいます。

化粧品による肌ケアも大事ですが、身体の中から健康になることも重要です。ビタミン・ミネラルを積極的に摂りましょう。

具体的にはビタミンC・亜鉛・マグネシウムなどです。ビタミンCは活性酸素を除去してくれて、亜鉛・マグネシウムは新陳代謝に欠かせない成分です。

傷を放っておくのは危険!ウィルス侵入を許すことになる

ウィルスの侵入経路は傷口。小さな傷でもウィルスは侵入してきます。例えば、顔剃り跡の傷や吹き出物を潰した傷など、顔に傷ができる機会は意外と多いです。

放っておいても傷は治りますが、ウィルスが侵入してしまえばイボに発展します。広まったイボを治療するには時間がかかりますよ。治療中のストレスもあるでしょう。

少しの傷でも放置せずにケアをしましょう。

専用の薬を使用するか、コットンに消毒液を染み込ませて、とんとんと優しく叩いておきます。消毒液は刺激が強いので、使い過ぎは禁物です。

顔イボができる原因についてはこちらに詳しく載っています。

【老人性】生活習慣がものを言う!健康的な生活が予防の第一歩です

老人性イボは体質も関係していますが、予防ができないものではありません。肌の老化を防ぐのが老人性イボの一番の予防方法です。

化粧品によるスキンケアは当然として、さらに食生活を含むライフスタイルの改善が大事です。

保湿は肌のハリだけでなく、イボ予防にもなる

スキンケアの基本にして最重要ともいわれるキーワードが「保湿」です。保湿の効果は肌のハリを保つだけではありません。肌健康をも維持してくれるのです。

肌健康に欠かせないのはターンオーバーです。古い角質が排出されて新しい肌に生まれ変わるサイクルのことを指しています。

水分は肌のターンオーバーをスムーズにしてくれます。乾燥肌はターンオーバーを阻害してしまうので、老化肌のもとです。

古い角質が溜まった老化肌は、やがてイボが頻発する肌へと発展するかもしれません。水分たっぷりの若々しい肌で、古い角質を撃退しましょう。

野菜・果物多めの食生活を心がける

仕事と子どもの送り迎えに追われる毎日で、食事をつくるのは大変なことです。栄養バランスを考えた食事にしたい気持ちはあっても、お惣菜を並べるだけの日もありますよね。

なるべく、脂っこいものを避ける献立にするようにしましょう。脂肪も適量なら良いですが、摂り過ぎは肌トラブルのもとです。

溜まった脂肪が顔イボとなってあらわれることもあります。肌の新陳代謝を助けるのは亜鉛・マグネシウムです。さらに、肌を傷つける原因ともなる活性酸素を撃退してくれるビタミンCは意識的に摂取しましょう。

喫煙は顔イボの原因となり得る…禁煙をおすすめします

一見関係ないようにも思える喫煙と顔イボですが、実は、喫煙は顔イボの原因の一つになり得ます。

喫煙という行為は、ビタミンCを激しく消耗させます。ビタミン不足の肌は乾燥しがち。栄養分をお肌の細胞へとスムーズに運びづらい環境になってしまいます。

栄養分が不足した細胞たちは生まれ変わることができません。つまりお肌のターンオーバーが正常に行われないということです。古い角質が溜まれば、当然イボにもなります。

喫煙がすぐさま老人性イボに繋がるというわけではありませんが、長い目で見れば原因の一つであることは間違いありません。イボ予防には禁煙が効果的です。

毎日の入浴は当然!洗顔をして古い角質を落とそう

肌ケアについてはウィルス性イボの際にも言及しましたね。清潔にすればウィルスの侵入を予防できるというお話です。

老人性イボの場合も、日々の洗顔は大事です。ウィルスの侵入防止ではなく、ターンオーバーを効率よく行うための洗顔です。

老人性イボ予防の洗顔は、古い角質を洗い流す洗顔といってもいいでしょう。洗顔料を大量に使ってごしごしこする洗顔をしているとしたら、間違った洗顔方法です。

  1. 蒸気やお湯で肌を柔らかくする
  2. 1.5cmくらいの洗顔料をたっぷりの泡に泡立てる
  3. 優しく肌をなでるように洗顔
  4. すすぎは、ぬるま湯か水

まずは古い角質を柔らかくします。お風呂の蒸気をあてたり、ぬるま湯で顔をすすぎましょう。その後、たっぷり泡立てた洗顔料で優しく肌を洗います。

流すときも、こすりません。乾燥が気になる季節は水で、汗をかきやすい時期はぬるま湯を使いましょう。

ストレスは大敵…運動をとり入れた生活がベスト

仕事、家事、育児に一生懸命な女性は、疲れもあってストレスも溜まりやすいですよね。ストレスは肌にも影響します。疲れた時には、吹き出物ができる…という人も。

人はストレスにより活性酸素を体内にため込む習性があります。

活性酸素が増えすぎると、様々な体の不調へとつながってしまうのです。イボの多発とストレスは少なからず関係していると考えられます。

ストレス解消に一番良いのは適度な運動です。一週間に1日、1時間でもよいから身体を動かす習慣をつくりましょう。

一年中紫外線対策を忘れないようにしよう

紫外線が肌に与える悪影響は既に広く知られているところ。日焼け止めにつば広帽子をかぶる女性の姿はよく見られます。

問題は、夏以外の季節はほとんど無防備になることです。夏の日焼け対策は万全でも、秋以降はノーマークといった女性も少なくありません。

国土交通省気象庁が発表したインデックス(1997年から2008年までの年累計)によると、2月からすでに中程度の紫外線が降り注いでいます。

肌のターンオーバーを阻害する紫外線はなるべく浴びないに越したことはありません。一年を通して、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

ウィルス性も老人性も共通しているのは保湿・清潔・食生活

ウィルス性イボと老人性イボはそれぞれ発生する原因が違います。当然予防に関する考え方も違ってきますが、共通点も3つあります。

  • 保湿
  • 清潔にする
  • 栄養面を考えた食事

この3つはどれも肌を健康に保つために必要な要素です。性質は違っても、同じイボという肌の異常ならば、異常に対処できるだけの肌力をつけておくことが大事です。

肌力をつけるには、栄養分と水分、そしてターンオーバーがスムーズに行われる環境が不可欠です。

ママ、仕事人、妻…様々な役割を担う世代の女性だからこそ、肌力をつけてストレスへの耐性を養っておきたいものです。

また出来てしまった顔イボを隠す方法もお伝えしておきます。

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